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時々の鐘の音


時々の鐘の音http://nji.diary.to/archives/6372304.htmlhttp://nji.diary.to/search?q=%E6%99%82%E3%80%85%E3%81%AE%E9%90%98%E3%81%AE%E9%9F%B3どこよりも詳しい仕手株情報 70歳代の風雲児復活 ベールを脱いだ「般若の会」海外市場横にらみで、自律性を失ったかに見える軟調相場とは裏腹に、最近の仕手株人気が、目先筋の関心を一手に引き付けている。“兜町の風雲児”と呼ばれた加藤暠(かとう・あきら)氏の介入がうわさされる一連の銘柄群だ。18日、日東紡(3110)は4年ぶりの高値に買われ、信用規制強化もあって小反落に転じた新日本理化(4406・大証)も、朝方は、前日ストップ高の余勢を駆って高値更新。10月末(274円)から2・3倍高の大駆けだ。ほかにも思惑人気が広がり、かつて同氏の手掛けたとされる銘柄には突飛高するものも見られた。有力仕手筋とされる加藤暠氏の「復活説」は、これまでにも何度となくささやかれてきた。1980年代初頭に率いた「誠備投資顧問室」を皮切りに、激しい浮沈を繰り返しながらも、30年の長きにわたって生き永らえてきた稀有(けう)な存在。中でも、阪神大震災後の95年に「新しい風の会」を結成し、当時の主戦銘柄、兼松日産農林(7961)を300円台から5310円台まで暴騰させた“実績”の持つ威光は今も健在だ。「秘するが花」の仕手の世界にあって、同氏は95年に「新しい風の会新聞」と題する月刊新聞を発行して、堂々と兼松日産推奨を展開したもの。そして現在、活動の拠点としているのが、「時々の鐘の音」と題するサイトだ。実は、このサイト、2005年にかけても、「加藤暠」の名を一切出さずに、毎回、丸山製作所を推奨。知る人ぞ知る的な存在だったわけだが、今回は「般若の会代表」として、実名で登場している。6年ぶりとなったサイト再開が11月1日付。200円台、5円復配、復興関連といった“ヒント”を並べて、「凄まじい爆発力を生み出す」としていた。市場で、これらの条件を満たすと見なされた新日本理化がその後に大幅高。サイトは17日正午に更新され、事実上、これを追認する内容となったことから、新日本理化は後場からストップ高。サイト再開直前から優に2倍高を果たし、「凄まじい」かどうかはともかく、爆発力を発揮したことは確か。17日付サイトには、「300円台の株価が10倍以上の5000円台に大化けした兼松日産農林と全く同じ様相を呈してきた感が漂います」とも指摘される。新日本理化では、「当社としても、ネットをチェックするなどして調べてはいるが、誰が買っているのかなどはつかめていない。本来、株主の評価向上を受けての株価上昇なら好ましいことなのだが、今回のような特殊要因によるものでは…」(新日本理化・株式担当者)と困惑の体。なお、1日付サイトでは、「他にも3銘柄の出世株が誕生する予感」にも言及されていただけに、同氏介入の思惑視されているほかの銘柄で日東紡や大紀アルミ(5702)、ヨータイ(5357・大証)、モリテック スチール(5986・大証)あたりにも関心が向かっているようだ。思惑はさらに広がり、「加藤氏の息子が過去に手掛けた」とされる、明星工業、サノヤス、虹技といった北浜仕手株が話題を集めたり、動意を強める北川鉄工所には「加藤氏の出身地である広島関連」といった声も。多分に便乗的な部分はともかく、過去に同氏が手掛けたとされる銘柄の仕手相場のピークを追うと(社名は当時)、1980年の宮地鉄工所「2950円」は、当時としては目もくらむような大天井。ほかにも、90年は東急車両が「3800円」、本州製紙が「5020円」、95年の兼松日産が「5310円」、2003年のルックが「2160円」など、それぞれ相場出発点から10倍高前後の暴騰劇を演じた経緯がある。とはいえ、これらはまだ「古き良き時代」の残滓(ざんし)をまとっていたころの話。いまだに「仕手の腕力相場」が続くのかどうか。思えば、ルックの大相場が崩れたのも、当時の親会社(筆頭株主)であるレナウンの売りが出てきたためだ。そもそも、加藤氏といえども、もはや70歳を越え、往時の神通力がどこまで通用するのか。17日発売の「週刊新潮」のコラムでは、「風雲児ならぬ風雲爺」などと揶揄(やゆ)されてしまう始末。その昔の加藤氏若かりしころの逸話に、こんなものもある。同氏が“機関店”として使う証券会社からは、「便乗組」による買い注文も相次いだため、市場関係者は、この証券会社の屋号を模して、ご本尊からの買い手口を「ホンマルキ」。ほかを「ハナマルキ」として、区別しようとしたという(当時は証券会社別の売買手口が公開されていた)。今回も、高齢で健康不安もうわさされる加藤氏というより、実際には「取り巻き主導」ということもあり得る。外国人が売買の7割近くを占める、現在のグローバル化された市場で、本当に「兼松日産の再現」が見られるのか。ともあれ、「時々の鐘の音」サイトのチェックを怠らず、お手並み拝見ということになる。(A)http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=278328&dt=2011-11-21
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