天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2011年9月4週)
前週の米FOMCでオペレーション・ツイストの導入が決定されたものの、景気の「著しい下振れリスク」が言及され、週末にかけて欧米市場が急落。週末には円が対ユーロで102円台の10年ぶり高値に到達し、日経平均も月曜から年初来安値を更新。しかし、月曜に欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡充が検討されているとの報道をきっかけに反発し、その後は持ち直した9月4週(9/26~9/30)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 9/22:8560.26→9/30:8700.29)
証自(18%) 買;1兆2950億 売;1兆1350億 差引;+1600億
法人(8%) 買;6152億 売;5143億 差引;+1009億
個人(14%) 買;8533億 売;1兆219億 差引;-1686億
外人(58%) 買;3兆8376億 売;3兆9141億 差引;-765億
証委(1%) 買;828億 売;895億 差引;-67億
合計(100%) 買;6兆6839億 売;6兆6748億 差引;+91億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 9/22:1183.69→9/30:1169.87)
証自(6%) 買;46億 売;54億 差引;-8億
法人(7%) 買;50億 売;62億 差引;-12億
個人(50%) 買;384億 売;397億 差引;-13億
外人(30%) 買;252億 売;215億 差引;+37億
証委(6%) 買;42億 売;47億 差引;-5億
合計(100%) 買;774億 売;775億 差引;-1億
まずは東証一部。今週は証券会社が買い越しに転換、法人が買い越しでこちらは13週連続の買い越し。一方で個人が売り越しに転換、外人が10週連続の売り越し継続。法人の買いVS外人の売りというトレンドは7月後半からはっきり出ていますが、これがいつ変わるかが主体別売買動向ではポイントになりそうですかね。
続いてジャスダック。こちらは国内勢の売りVS外人の買いという構図になりましたが、個人の売り傾向が顕著ですね。これで9週連続の売り越しで、これがいつ変わるかが転換のポイントになりそうなので、今後注視していきたいと思います。
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