nijさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ529件目 / 全757件次へ »
ブログ

オリンパス騒動はこの八月の雑誌記事から始まった。


オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪零細企業3社の買収に700億円も投じて減損処理。連結自己資本が吹っ飛びかねない菊川体制の仮面を剥ぐ。http://keizaikeizai.seesaa.net/category/11847744-1.htmlhttp://facta.co.jp/article/201108021.htmlhttp://nji.diary.to/search?q=%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9ひた隠しの3社巨額買収 不可解と言えばこれほど不可解な話もあるまい。本業とは縁遠い小さなベンチャー企業を08年3月期に3社まとめて700億円近くで買って子会社化し、翌年にはほぼその全額をこっそり減損処理している。オリンパスが買収したのは、医療関連の産業廃棄物処理を手がけるアルティス(東京都港区)、電子レンジ用容器を企画・販売するNEWS CHEF(同)、化粧品や健康食品を通信販売するヒューマラボ(同)の3社(9ページの図参照)で、いずれも非上場企業である。 M&A関連の法律に詳しい学者によれば「買収の判断が明らかにいい加減なものであるなら、取締役は善管(善意の管理者)注意義務違反で株主代表訴訟の対象になりうる」という。背任に該当する可能性さえあるとも指摘する。監査役も会計監査と業務監査の責任を十分に果たしたと言えるかどうか。監査法人(あずさと新日本)の責任も重かろう。ある市場関係者は「これだけ大きな金額を動かして失敗していながら、なぜこれまで明るみに出ずに済んだのか」といぶかしむ。株式市場が気づかなかったのには、オリンパスの隠蔽体質も関わっている。東京証券取引所が定めた開示基準では、上場企業がM&Aを実施した場合、買収される企業が小さく、買収する側の収益や純資産規模に占める割合が小さければ、情報開示の対象外となる。オリンパスはそうした基準の網の目をかいくぐって買収をこっそり行い、巨額の損失計上を迫られたのだ。  http://facta.co.jp/article/201108021.html 有利子負債は前期末時点で6487億円に膨張する一方、07年3月期には3342億円もあった連結自己資本は11年3月期末には1637億円にしぼんだ。連結自己資本比率は15%台にまで低下、製造業として及第点とは言えまい。http://facta.co.jp/article/201108021002.htmlオリンパスがITXに出資を本格化させたころにITXの社長だった横尾昭信(現JALUX社長)とGCの横尾は、実の兄弟であるうえ、現在オリンパスの傘下には、GCの横尾が代表を務め、かつてはITXが子会社としていたラプランタ(野菜の人工栽培、長野県岡谷市)のようなベンチャー企業もある。オリンパスとGCにITXまで絡んで、資本関係と人間関係が複雑に入り組んでいるのだ。http://facta.co.jp/article/201108021003.html菊川会長が潔く経営責任を取っていない点も問題だろう。巨額の特別損失を計上した09年3月期には約1億8千万円の役員報酬を得ており、その後も1億5千万円を下回ってはいない。今年の株主総会で、取締役の報酬額を月額1億円以内、賞与の額を年額3億5千万円以内と改めたのは、悪いジョークだろう。http://facta.co.jp/article/201108021003.htmlオリンパスの「ココロとカラダ」がこれ以上病んでしまう前に、菊川会長には果たすべき説明責任と経営責任がある。(敬称略)http://facta.co.jp/article/201108021003.html 
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。