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◆オリンパス 騒動の真相 ◆ジャイラス?


http://nji.diary.to/archives/6192236.htmlhttp://nji.diary.to/archives/6192236.html【10月18日 AFP】オリンパス(Olympus)がマイケル・ウッドフォード(Michael Woodford)氏(51)を代表取締役社長職から解任したことをうけ、同社の株価は17日、24%安と大きく急落し、2009年4月以来の最安値で引けた。 17日の東京株式市場でオリンパス株は、一時はストップ安となるほど売りが集中。終値は前週末比490円(23.96%)安の1555円だった。 アナリストらは、ウッドフォード前社長の解任はオリンパスの収益にとってはマイナス要因と投資家らが判断しためと分析している。 オリンパスは14日、英国人で同社初の外国人社長だったウッドフォード氏を解職し執行権のない取締役とする人事を発表。すでにこの日からオリンパス株価の急落が始まり、同日のオリンパス株価は18%安で引けた。http://nji.diary.to/archives/6192236.html そのウッドフォード氏は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)とのインタビューで15日、2006年から2008年にかけてオリンパスが行ってきた吸収合併での買収金額や顧問報酬について質問する書簡をオリンパスの菊川剛(Tsuyoshi Kikukawa)会長に送っていたことを明かし、これが解職につながったと主張している。 一方、オリンパス広報は17日、AFPの取材に対し、吸収合併は全て適切な手順と適切な会計慣行にのっとって行われたと述べるとともに、ウッドフォード氏の解任は、同氏と経営陣の間で「経営の方向性や手法に関して、大きな乖離(かいり)が生じ、経営の意思決定に支障をきたす状況になったため」と説明した。(c)AFPhttp://www.afpbb.com/article/economy/2835834/7924891不明朗支出追及で解職された 精密機器メーカーのオリンパスを巡り、14日付で社長を解職されたマイケル・ウッドフォード氏が、複数の海外メディアに対し、過去の企業買収での不明朗な支出を追及したのが解職の理由だったと反論した。(戸田雄) 独断的な経営手法を理由に挙げた会社側と全く違う内容だ。株価急落も止まらず、新旧トップ同士の泥仕合は、経営の混乱を拡大させることになりそうだ。 英紙フィナンシャル・タイムズによると、ウッドフォード氏は、一部雑誌で社長就任前の過去の買収を巡っての疑惑が報じられたことから調査を行った。 その結果、2008年に英医療機器メーカー「ジャイラス」を9億3500万ポンド(当時約2150億円)で買収した際に不透明な支出があったことが分かったという。具体的には、買収のフィナンシャル・アドバイザー(FA)を務めた、カリブ海の英領ケイマン諸島の企業に総額6億8700万ドル(同約730億円)を支払ったとしている。http://nji.diary.to/archives/6192236.html 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ウッドフォード氏はFAへの巨額報酬について、過去3週間にわたって菊川剛会長(当時、現会長兼社長)らに書面でただした。解職2日前には、「深刻なガバナンス(企業統治)の懸念」を理由に菊川氏に辞任を促したという。ウッドフォード氏は、こうした行為が自らの解職につながった可能性があると主張している。 一連の報道について、オリンパス広報は、FAへの報酬の支払いの有無などについてはコメントを拒否した上で、「解職の理由は記者会見で説明した通り。過去の買収は適切な手続きを経た上で実施している」と説明している。株価は急落 会社側の強気の姿勢とは裏腹に、コスト削減に意欲を示してきたウッドフォード氏の解職で、市場ではオリンパスの経営への不信が高まっている。野村証券は14日付の投資家向けリポートで、「大胆なコスト削減による収益改善は期待できなくなった」として、オリンパスの目標株価を3300円から2000円に、約4割も引き下げた。 17日の東京株式市場でオリンパス株の終値は前週末終値比490円(23・9%)安の1555円と急落し、社長解職前の2482円から約4割値下がりした。フィナンシャル・アドバイザー 企業の合併・買収(M&A)の橋渡し役で、証券会社や法律事務所、コンサルタント会社がなることが多い。売買金額の算定や交渉過程のアドバイスなどを担う。売り手と買い手の双方から中立的な役割を期待される場合があるほか、いずれか一方から依頼されることもある。支払いは基本的に成功報酬なので、安易に案件を成立させようとする例も多く、選定には十分な検討が必要といわれる。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20111018-OYT8T00417.htm[東京 17日 ロイター] 社長解任の理由をめぐって混乱が指摘されているオリンパス(7733.T: 株価, ニュース, レポート)の情報開示に関して、東証は14日の会社側の説明を尊重するとの立場を示しながらも、追加情報などがあれば開示を待ちたいとの意向だ。 オリンパスは14日午前、マイケル・ウッドフォード代表取締役社長を同日付で解任すると発表した。会社側によると、「他の経営陣との経営の方向性と手法のかい離」が解任の理由。同日、社長兼務となった菊川剛会長兼社長は記者会見で、「組織を無視した独断的な経営でさまざまなギャップが生じた」と述べ、共通目標としていた「日本型のグローバル経営」を実現できないと判断した、などと解任の経緯を説明した。 一方、解任されたウッドフォード氏は、15日付英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙で、同社が過去の一連の買収時に行った10億ドル以上の支払いについて経営陣に疑問を呈した後に解任された、と主張。発言内容の食い違いをめぐり、東京株式市場ではオリンパス株の売りが拡大、17日の取引で年初来安値1974円を割り込んだ後、一時1545円まで下落しストップ安を付けた。14日と17日の2営業日で下落率は4割近くに達している。 東証の上場部上場会社担当(ディスクロージャーグループ)の宮司和幸課長(訂正)は、ロイターの取材に対し「基本的には14日の会社側の説明を尊重する」とのスタンスを示した。ただ、同社との間で、例えば、社長退任の理由や問題となっている不正処理による財務内容の変更など、会社側の説明に追加するべき内容や未開示の情報が後から出てきたり、状況に変化が生じた場合には提示するよう求めるといった「日常的なやりとりは行われている」と話した。東証は、現時点でオリンパス側から新たな情報を開示するとの報告は受けていない、という。 オリンパス株は17日、海外ヘッジファンドの空売りのほか、個人投資家による投げ売りが加速し、一時ストップ安となった。宮司課長は「株価が下がったことは知っている」と述べ、不透明な要因で下落を招いたとの認識を示した。シティグループ証券では17日付レポートで、オリンパスの公式見解とFT報道のいずれが正確なのか判断することは不可能としたうえで、FT報道の内容が事実ならば、オリンパスやオリンパス株価にとっては追加のネガティブな材料になる可能性があると指摘した。 これについて、欧州系証券の株式トレーダーは「根が深そうだと判断した海外ヘッジファンドによる、比較的大きな規模の空売りが出ている」とし、「下値はまったく見えていない」と述べた。大手証券のトレーダーは、14日からのヘッジファンドの売りや個人投資家の投げ売りとしたうえで、下値を拾う動きはみえないと指摘、さらに投資家の中にはコンプライアンスなどの問題を抱えた企業を調査する動きもあるという。http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPnTK063946420111017 10月18日(ブルームバーグ):社長解任騒動が続くオリンパスで18日になって、マイケル・ウッドフォード前社長がブルームバーグ・ニュースのインタビューで、解任のポイントとなった英社買収の顧問料支払いについて、英当局に調査を依頼したことを明らかにした。同氏は会社側から法的措置があれば「喜んで」受け入れる姿勢も示した。  同社株価は解任発表後の2営業日で、経営の混乱への不安感から37%も下落。解任発表から一貫して国内上場株での売買代金首位を続け、18日午前も522億円と、2位ファナックの5.5倍に達した。  18日午前は、同0.5%高で取引を開始した後、一時は同6.4%安まで下げた。午前終値は前日比1.0%高の1570円となっている。  オリンパスの森久志副社長らは17日夜、投資家やアナリストを対象とする電話会議で、解任について説明。モルガン・スタンレーMUFG証券の嘉数卓洋アナリストらは終了後のリポートに、ウッドフォード氏が内部情報を外部のメディアに流したと見られることに、会社側が「法的措置を含めて対応する」とコメントしたと記載した。  同リポートは、市場が最も懸念している過去の買収案件に関するファイナンシャルアドバイザー(FA)への報酬について、オリンパスが電話会議で「今後も追加的な開示は行わないとコメント」したと説明、「株式市場の評価を変えるのは難しい」との認識を示している。  ウッドフォード氏は、英国でのブルームバーグのインタビューで、法的措置がなされた場合は「喜んで」受けると発言。また、英重大不正捜査局(SFO)の当局者と会い、自身が調査を要請したコンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)報告書などの書類を渡したことを明らかにした。取材協力:Lindsay Fortado、沢和世http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=a3yH780o8yJYオリンパスのCEO(最高経営責任者)を解任されたマイケル・ウッドフォード氏が、ホワイトカラー犯罪を担当する英国の捜査当局に調査を要請した。一方、株価が17日だけでさらに24%下落したオリンパスは、同氏に対して法的措置を取る可能性もあると語った。 外国人を社長に昇格させるという珍しい人事を半年前に行ったオリンパスでは、こうした緊張の高まりを経営スタイルの衝突と表現している。しかし、英国リバプール生まれのウッドフォード氏は、過去の企業買収にからむ支払いについての疑問をオリンパスが拒んだことの反映だと話している。真っ向から対立する主張 公の場での対決が始まったのは今年7月、オリンパスが2008年に英国の医療機器メーカー、ジャイラスを22億ドルで買収した際に複数のアドバイザーに対して行った極めて多額の支払いについて、ウッドフォード氏が独自に調査を開始した後のことだった。 これらの支払いについての調査は会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)によって独立した形で行われ、17日に英重大不正捜査局(SFO)に引き継がれた。 「私はSFOに出向き、やり取りされた通信の記録すべてとPwCの報告書を提出した。あれほど多額の支払いをしておきながら・・・回答がなく、回答を求めているうちに、もっと不穏な問題があるのではという懸念が生じたのがその理由だ」。ウッドフォード氏は本紙(フィナンシャル・タイムズ)にこう語った。 ところが、オリンパスのある幹部は投資家に対し、ウッドフォード氏は解任後に機密情報を公にしているため、同氏に対し法的措置を取るかもしれないと語った。 ロイターの報道によれば、同社の森久志副社長は17日に開かれた投資家向けの電話会議で、ウッドフォード氏の解任は経営手法の相違によるものだという主張を繰り返した。取締役会のメンバーは、昇格以前からウッドフォード氏に疑念を抱いていたとも述べた。 森副社長はさらに、ジャイラスの買収に関して支払った手数料が買収価格の3分の1に当たる6億8700万ドルだったというウッドフォード氏の指摘にも異議を唱え、実際はその金額の半分以下だったと投資家に語った。 ウッドフォード氏は、この件についてさらに調査が行われることを歓迎すると述べた。「我々は調査を受けたり世間の注目を集めたりすることになった。(日本では)普通ないことだ。これは非常に極端な話だ。明らかに彼らは、このように注目されることよりもずっと重大な何かを恐れている。私にはそうとしか考えられない」By Louise Lucas© The Financial Times Limited 2011. All Rights Reserved. Please do not cut andpaste FT articles and redistribute by email or post to the web.http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/26161「疑惑の買収」http://www.j-cast.com/2011/10/17110235.html光学機器メーカーのオリンパスの社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏がその理由について、同社が過去に実施した買収に不適切な行為がなかったかどうかを調査したことではないかと、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで語っていたことがわかった。 オリンパスは2011年10月14日に開いた臨時取締役会で、同氏の解任を全員一致で決めた。インタビューのなかで、ウッドフォード氏は同日の取締役会での発言も許されなかった、としている。前社長の社内調査の有無「わからない」社長解任、過去の買収が原因か?(写真は、オリンパスのホームページ) 英紙フィナンシャル・タイムズなどが報じたところでは、ウッドフォード前社長はオリンパスが2008年に実施した英医療機器メーカーのジャイラス社の買収やそれ以前の買収案件について、「ファイナンシャル・アドバイザーなどに過大な支払いをした可能性がある」と話した。 月刊誌「FACTA」は2011年8月号と10月号の2度にわたり記事を掲載。無謀なM&Aが巨額損失を生み、社内の不安定要素になっていると指摘していた。一連のM&Aに早くから「疑惑の目」を向けていた「FACTA」の編集主幹、阿部重夫氏は「きちんとソースをもってやっていることで、今後についても追って(報道して)いきます」と話している。オリンパスに質問状を投げているが、「事実上のノーコメント」を続けているという。 FTなどの報道によると、ウッドフォード前社長は「不適切な行為が行われたことを確信することはできないが、現段階では排除することもできない」とも指摘し、解職直前には書簡で菊川会長に「(買収をめぐる)誤まった判断で株主価値が損なわれたと伝えた」とも話している模様だ。 オリンパスは10月17日、ウッドフォード前社長の解任理由を改めて発表。「他の経営陣との乖離が原因」とコメントした。また、同氏が社長就任後に社内調査を行っていたかについて、同社広報は「その有無を含め、わからない」という。(続く)http://nji.diary.to/archives/6192236.html
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