株好きのドケチさんのブログ

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ある老人の最近の投資先

皆さん、はじめまして。

リーマンショックの後遺症で、欧米の政府債務問題は深刻だ。
ドルは長い時間をかけ、機軸通貨の地位を失うだろう。
ユーロは、ドル以上に深刻な問題を抱えている。
統一通貨でありながら、財政は各国ばらばら。ユーロの枠組みには、無理がある。
円は、安全通貨。スイスフラン亡き後、安全嗜好の資金は円に向かう。
日本のデフレを考えると円高は修正されないだろう。
欧米と日本との物価上昇率の差やマネタリーベースを比較したら、円高は自然な流れだ。
購買力平価説は常に正しいからだ。
円高は不況を招き、日本株は買えない。特に輸出関連株は、買えない。
考えようによっては、円資産を減らさないだけで、日本人の資産は欧米に比べ
増えていく。年金という定額収入や円預金がある老人にとって、この状況は悪くない。
私も老人の一人である。
デフレは、インフレよりも、大歓迎だ。
最強の通貨=円より、よい投資先はないだろうか?
 去年の夏、私は燦然と輝く答えを思いついた。
       「黄金」
1年間から、金地金を買い始め、現在2.5kg保有している。
この他に金のETFも、少し保有している。
最近は、株よりも金に惹かれるようになった。
ドルに代わるのは、遠い将来には中国元だろうが、まだまだ中国には実力がない。
アメリカの金保有は6000トンだそうだ。
中国は、まだ1000トン。機軸通貨を目指す、その野望を達成するには、もう1万トンの
金を集める必要があるのでは、なかろうか。
世界には、166000トンの金しか存在しない。
金は有限。無限に印刷できるドルとは違うのだ。
基軸通貨が不在なら、リリーフ役は金しかいない。
したがって、金の時代は、当分の間続くと読む。
    少なくとも今年中に金を売却するつもりはない。

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