ブリヂストンは、今年度下期(2011年10月~12年3月)のタイヤ供給について、自動車メーカー各社の増産計画に「100%対応するのは難しい」との見通しを明らかにしたそうです。
同社は、「タイヤは通常、24時間稼働しているので、増産は困難。年末年始の稼働などで対応したい」と説明したそうです。
不足する可能性が高い車種については、具体的には分からないが、乗用車全般となるようです。
自動車メーカー各社は、東日本大震災後に落ち込んだ生産を巻き返すため、下期に増産する計画を立てており、トヨタ自動車は今年4~6月期に計画比で76万台減産しましたが、7月から来年3月にかけて、計画から60万台上乗せした772万台を生産するそうです。
みすみす販売機会を逃がすことはしないと思うので、なるべく要求に応えられるよう体制を整えるでしょうね。
ただ、本当に対応できない場合は、タイヤメーカーはブリヂストンだけではないとはいえ、自動車メーカーが計画どおり増産できなくなることもないとはいえないかもしれませんね。