映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ暴落

9日の日経平均は9097.56(-202.32) 雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナス3σを下に抜けてしまっている MACDはマイナス圏を下落、RCIは底。週足、月足とも、雲、基準線、転換線を割り込み、月足のボリンジャーもマイナスσを下に抜け、月足MACDもシグナルを切りつつあり、長期も調整入りの様相。2010年9月の下値8796あたりが次のめどだが、それを割ると震災後の安値8227を試す展開になる。

ダウは10809.85(-634.76) 雲 基準線 転換線の下、 ボリンジャーマイナス3σを下に切り、MACD RCIは下落。週足、雲基準線転換線の下、月足も基準線転換線、雲の中に突入。月足のボリンジャーも3σを切ってきている。異様な勢いの下げになっている。中長期も調整月足のMACDもプラス圏ながらシグナルを切りかけており、月足の雲の下限9505あたりを守りきれるかどうかが問題。

ドル円77.74 雲 基準線 転換線の下、 ボリンジャーマイナスσ77.59の近辺。 MACDは上昇。

アメリカ国債の格下げは、予想以上に大きなショックを株式市場に与えてしまった。ダウは短期中期長期ともメーターを振り切るパニック的な売り。こうなると売りが売りを呼ぶパニックのスパイラルがおき、どこまで下げるかなかなか予想がつきにくい。いったんは二番底を探る展開になることはやむを得ないところ。問題は、これが実態経済の悪化を先取りしているかどうかだ。アメリカの財政状況が厳しく、ドルへの信任が揺らいでいることは確かであり、国債の格下げが、金融機関の資産を傷つけ、金利を上昇させる要因になることも間違いない。だが、国債の格下げが債権売り→金利上昇→景気回復鈍化のルートで実態経済に悪影響を及ぼすことが懸念されているのに、逆にリスク回避→債権買いになっているようにみえるのが、ややちぐはぐな印象を与える。FOMCの対応が注目されるが、QE3に踏み込むことはなかなか考えにくいが、金利の上昇を起こさないことを鮮明にして、金利が低下し、マクロ指標が改善してくれば、債権売り→金利上昇→景気回復鈍化の懸念が薄まり、下値を固め反発することができるかもしれない。
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