富士電機が食品の放射性物質を12秒で判別できる測定装置を発売

[TAROSSAさん]

富士電機は、食品の放射性物質を測定できる装置を９月から発売するそうです。

農作物などの食品を段ボールや袋に入れた状態のまま約12秒で放射性物質が暫定規制値以下かを判別できるそうです。

販売先は食品流通に関わる業者や自治体などを想定し、価格は430万円からだそうです。

 

主な測定対象はコメなどの穀類のほか、野菜、肉など生鮮食品も含まれるそうです。

ガンマ線を出す放射性ヨウ素やセシウムが設定した値を超えるとアラームで知らせるようです。

 

原発の業務で使用している高性能の測定器の技術を食品分野に応用し、開発したとのことで、食品の放射性物質を短時間に連続して測定できるのは同社の装置が初めてだそうです。

今月下旬から注文を受け付け2011年度に500台の販売を目指すそうです。

 

価格が安いのか高いのかわかりませんが、今の時期なら売れそうですね。

 

[のりたま~♪☆さん]

５００台売れたら、21億5千万売上に計上ですね＾＾

一台あたりの原価ってどのくらいなんだろう・・・

 

ビジネスや物造りの視点でみると素晴らしい企業がたくさんあって良い事だと思いますが、先日のエステーの測定器にしかり、放射線測定器を子供に持たせなければいけないような国になってほしくないです・・・。

[母犬さん]

こんばんは。

メーカーのスペックでは、国の暫定基準はカバーできる規格のようですけど、検出限界はかなり高めですね。

（食材によりますが、12秒の測定では 90〜250Bq/kg。120〜150秒の精密測定で35〜100Bq/kg）

検出部が NaI（Tℓ）シンチレータで、12〜120秒の測定という速さを求めるシステムだと、精度には限界があると思います。

検出限界はイマイチだけど、セシウムを判別できるスペクトロメータで430万…まあ、それなりに妥当な値段かと思います。

Ge半導体検出器は2000万くらいするそうですので、国の暫定基準でOKかNGかを判断する目的には使える機械かも知れません。

ただ個人的には、今の暫定基準は甘すぎると思っているので、小さな子供には100Bq/kgの物でも食べさせたくないのですが

[TAROSSAさん]

のりたま~♪☆さん こんばんは

 

けっこう意外な（あくまでも私の浅はかな知識では）ところから新商品が開発・発売されていますね。

 

おっしゃるとおり、このような製品が売れないような国であってほしいですね。

 

 

 

[TAROSSAさん]

母犬さん こんばんは。

 

調べていただき、ありがとうございました。

私も遅まきながら富士電機のHPを見ました。

 

母犬さんは放射線や測定器についてお詳しいんですね。

 

小さなお子さんがいる家庭は、特に心配ですね。