2011年３月期決算企業で１億円以上の役員報酬を受け取った企業の役員が294人で、前期より５人多かったそうです。
開示した社も前年から２社増えて168社となったそうです。
報酬金額のトップは、日産自動車のカルロス・ゴーン社長の９億8200万円で、昨年より9100万円増え、２年連続トップだそうです。
２位はソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長の８億6300万円、３位は大東建託の多田勝美前会長の８億2300万円で、上位10人中、３人が外国人だったそうです。
企業別の役員報酬１億円以上の開示人数では、大塚ホールディングスが８人と最多で、以下、日産自動車の７人、ソニー、トヨタ自動車、ファナックの各６人だそうです。
２人以上の役員に１億円以上の報酬を出した企業は71社と、前年の61社から増加したそうです。
また、２年連続で１億円以上を受けた役員179人中、過半数の89人が前年よりも報酬額が増えたそうです。
震災の影響を除き、リーマン・ショックからの業績回復傾向で、企業業績がおおむね好調だったことが背景にあるようですが、一方で震災の影響が大きくなりそうな2012年３月期は、報酬が減額することが見込まれるようです。
大塚HDが8人もいるとは思いませんでしたが、大塚さんが多いんでしょうかね。
（有価証券報告書は確認していません。）
