SiGe夫さんのブログ
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永田町新喜劇(2011/05/26)
日本が世界に誇る眠首党は、今日も今日とてネタの提供に勤しんでおります。
今日のネタは、注水の言った言わない、聞いた聞かないを巡った水掛け論。
「注水を止めるなんて報告は聞いていないぞ」 by ナオトクン
「いや、官房にFAX送ったし」 by 東伝
「注水の準備をしているという報告は受けたけど、
注水を始めたという報告は受けていない。
よって、注水を止めるなんて報告を聞いていない
という言葉に矛盾はない、証明終了(`・ω・´)キリッ」 by江田野
この一手により、言葉尻揚げ足取りゲームはチェックメイトかと思いきや、予想外の一手によって水をさされることになりました。
「実は独断で注水してました、サーセン」
だがキングオブ自虐ネタの名を冠する、眠首党は核格が違った。
このたった一言によって、戦局は一転、全世界から一斉に支持するツッコミが入った。
「事実関係を正確に伝えてくれないと困る」
「「「お前が言うな!!(#゚Д゚)」」」
どっとはらい。
※この物語はフィクションのはずです
とりあえず、正しい判断で動いた吉田所長にかんぱーい。♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
吉田所長の決断は英断でしたね。
政府、本社、現場の温度差が、如実に現れていると思います。
責任の擦り付け合いをはじめた政府と、現実を見ない本社と、現実を見続けてきた現場。
現場での直接的な人的被害の少なさには以前から驚いていたのですが、これまで築きあげてきた、吉田所長に対する現場メンバーの信頼あっての賜物なのでしょう。
平時から周囲の信頼が得ることができないのに、いざ緊急時の極限状態になって人をまとめ、動かすことなんてできるわけがありません。
吉田所長のような性格だから所長の座にまで上れたのか、はたまた、その性格ゆえに福島原発に飛ばされてしまったのかは知る由がありませんが(多分後者だと思います)、吉田所長が福島原発の所長だったことは、現場の人だけでなく、我々にとっても不幸中の幸いだったのだと思います。