正坊さんのブログ
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「多くの人は自分の見たいものしか見ない」
と2,000年以上も前にカエサルが言ったそうです(ガリア戦記でしたっけ)。
要は何かを見ても自分の都合の良い方にバイアスをかけちゃう、あるいは
都合の悪いことは無視しちゃうってことでしょう。
これって、まさにアタシのことらしい。
値が少し動いたらトレンドが変わったと思ってすぐに買いに走るとか、悪
い材料があっても過少に評価してすぐにもどるだろうと考えるとか、その
反対とかまあいろいろですね。
要は2,000年たっても人間はそう変わっちゃいないし、欲がからむとなお
さらそうなんでしょうね。まあ、何事も客観的に見ることができりゃ苦労
はないんですが・・・。
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ところで、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が合併だそうですが、これ
をプラスと考えるのはやはりホルダーとしてのバイアスがかかっていますか
ね?
どうせみずほFGの傘下にあるんだから、長期にはともかく株価にはすぐには
影響なしと考えるのが妥当なのか?
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関連銘柄:
みずほFG(8411)
みずほ銀行とみずほコーポレート銀行2行が存在する理由ですが
表向きは前者が個人や中小企業向け
後者が大企業向けという一見大義名分がある様に思えますが
実のところは3行合併時のリストラ対策だったという話です。
つまり1行に統一するより2行の方が人員削減が少なくて済みますし
役職も2倍残存したという訳です。
ですから今回の合併で組織がスリム化しなければ意味が有りません。
合併効果は今後の組織体制がどうなるか?
人員削減が何処まで進むか?にかかっていると思います。
削減される人のことを考えると、株主といえどもリストラ歓迎というに
はちょっと躊躇するものがありますね。
人を切り捨てるよりは、人員を生かして業容拡大に進んでほしいです。
役員くらいは減らしてもいいですけどね。
破滅する天災地変が起きると信じたキリスト教信者でアフリカの純朴な人々が家を売り払おうとしたり、クレジットカードを限度額一杯使う暴挙に走ったりなど騒ぎが有ったのを知り…日本でも皆既日食になる前に、その正体が解らず江戸時代の庶民の一部が世の終わりだという噂を本当だと信じた人が家財道具を焼却処分したりする行動と何ら変わらないなあと思いました。…あと東電の場合はリストラよりも、役員減らしと高額報酬のカットをした上で、全社員の年収減額を主体にしつつ従業員の継続雇用をしながら原発事故の復旧解体に努力を注いで欲しいと思います。
>先日=20110521の世界破滅予言を信じた人々の行動にも、その言葉の意味は通じると思います。
そういう話があったのは知りませんでした。ググってみると米国人のようですが、アメリカってこの手の話が好きなんですかね。
>東電の場合はリストラよりも、役員減らしと高額報酬のカットをした上で、全社員の年収減額を主体にしつつ従業員の継続雇用をしながら原発事故の復旧解体に努力を注いで欲しいと思います。
同感です。どこまでできるか精査したうえで、国の支援策を出すべきだと思います。