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米国マーケットを振り返る 1月21日
ポイント
欧州の株高や米国企業の好決算を背景に好調なスタートとなったダウ平均株価でしたが、ザラバは方向感にない展開に終始しました。多少円高に振れたこともあって、月曜日の日経平均株価は小幅上昇ではじまりそうな様子です。
米国マーケットの動向
10時頃には82ドル余りまで上げ幅を拡げる好調なスタートを切ったダウ平均株以下でしたが、その後は方向感に欠ける展開となり、49.04ドル、0.41%高で終えました。
1.95%と大きく上昇したスペイン株価が象徴する欧州市場の堅調な動きが、ダウ平均株価の好調なスタートの背景となったようです。
加えて、コンセンサスを上回る好決算を発表したGEが7.11%の急騰を見せ、マーケットを支えました。引け後の時間外取引では、さらに0.05%上げています。
一方で、バンク・オフ・アメリカの決算が期待を下回り、前日の引け後に予想を上回る決算を発表したグーグルも、CEOの退任の発表が重石になったこともあって2.38%の下落となりました。
グーグルの他、ハイテク株に軟調なものが目立ち、ナスダック総合指数は14.75ポイント、0.55%の下落となりました。
VIX指数の動きを見ると、10時頃から上昇を続けており、マーケットセンチメントが悪化して、投資家がリスク許容度を低めたことが示唆されています。リスクマネーが商品市場から」引き揚げられて、原油や金価格が低下しました。
日経平均株価への示唆
CMEの日経先物価格(円ベース)は10,305円となっており、この近辺が月曜日の日経平均株価の寄り付きと見ています。
米国株式市場に多少のモタつきが見えたことや、ドル円が多少円高方向に振れたこともあって、月曜日の寄り付きは昨晩期待していたほど大きな反騰にはならない様子です。
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