左脳タイプが投資で勝てないのは

[らいあんさん]

昨日サッカーを見ていたらちょっとびっくりするシーンがあった。

後半のロスタイム、あぁ今日は日本負けたなぁと思った時、長谷部のクロスからヘディングでゴール。

今まで何度攻めてもだめだったのにあっけないぐらい簡単に決まった。

僕はもう負けたと思っていたのでチャンネルを変えようと思っていたぐらいだ。

それからの相手チームのうろたえぶりと言ったらなかった。ほんの数分で何度も日本に決定的なチャンスが生まれたのでもう一点入っていても不思議ではなかったと思う。

こういうのを見るとサッカーでロスタイムに点数がよく入るのは確実に感情の部分が影響しているというのがよくわかる。

こういうトップレベルでやっている人達でもこういう風に大きく感情に左右されてしまうのだから普通の人には更に深刻だろう。そしてこういう時に当の本人達には通常の理論とか正論みたいな物はほとんど意味をなさなくなってしまう。

時々、理論派の左脳タイプの人達を見ていると”頭が良いという事はどういう事なのだろうか？”と疑問に思う時がある。

理想とか自分の考えを最優先させて現実を見ていないので、どんどん間違った方向に進んでしまう事が多いからだ。

彼らは小さな間違いを認めてそれを修正する事が出来ない。

投資でもこのタイプの人は時折大きく間違えて致命的なダメージを負ってしまう。それは人が持つ感情の部分をあまりも軽視しているからだと思う。

どんなに優れた理論でもそれを実行するのは人間。人には感情があるので間違う事がある。そしてその感情がトリガーとなって投資でもビジネスでもタイミングというものが生まれる。

だから感情を軽視する人はタイミングも軽視してしまうだろう。

そう考えると、左脳タイプの人達の多くが投資やスポーツや語学を苦手にしているのはある意味理にかなっていると思う。

[kfjさん]

☆らいあんさん，

いえいえ，こちらこそよろしくお願いします。(^_^)/

[らいあんさん]

おはようございます、kfjさん

＞両者をきちんと区別することは

おっしゃる通りですね。

日記では偉そうな事を書いていますが、僕もまだまだトレーダーとして修行の身です（汗）。なので思い込みや失敗もよくします（苦笑）。

これからも色々と別の視点からご意見頂ければ嬉しいです。

宜しくお願いします。

[kfjさん]

☆らいあんさん

お書きになっている内容は，私にもよく理解できます。

自分自身の意志・判断でコントロールできること，一方全くできないこと
（例　株価），両者をきちんと区別することは，順境であれ逆境であれ，
大切なことだとかねがね考えています。

[らいあんさん]

僕が思うのはちょっと違っていて、世の中には自分がコントロール出来ない事があるし、感情的になって失敗する事もあると思っています。だけど、それを致命傷にしてはいけないと思っています。

＞逆境で結局自分をコントロールできない人は

お言葉ですが多くの人が逆境で自分をコントロールできません。kfjさんは強い精神力をお持ちの様ですが、少なくとも僕は違いますね（汗）。むしろ逆境でその人の本性が出るというのは傍観者の奢りだと思っています。逆境ではほとんどの人が同じように取り乱しますから。むしろその人が一番良い状態の時にどういう対応をするかを見る方がその人の本性を見るには良いのではないでしょうか。

並みはずれた才能があり、厳しいトレーニングをしているプロアスリートでも何かのきっかけでスランプになったり、最悪ダメになったりするわけですから、普通の人が取り乱すのは当然だと思います。

結局そういうのを受け入れて自分が出来る範囲で現実と自分の考えのバランスを取っていく必要があるのではないでしょうか。

[kfjさん]

仰る通り，順境であれ，はたまたとりわけ逆境で結局自分をコントロールできない人は，何をやらせてもダメ，というふうに私は思っています。