あおぞら郵船さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ89件目 / 全104件次へ »
ブログ

12/27 閑散に売り無し

0db23f75a  


【取引銘柄】
(売)第一三共 100株 3,380→3,470円 +8,000円
 
【ポートフォリオ】
・アステラス製薬 100株 4,970→4,900円 -9,000円
・第一三共 200株 3,480→3,450円 -8,000円
 
戦略 (アス)目標5,100~5,200円、(第一)目標3,600~3,700円
買い玉 118万円 余力 47万円
総資産 504,000円(含み益-17,000円)
 
今日も低調ながら、底堅い相場になりました。
毎日、このような相場でいいんです。
爆上げや、急落などは、必要ないんです。
上がっても下がっても、日経平均±100円程度が、安心して見ていられます。
爆上げなどは必要ないから、小幅に上がったり下がったりしながら、じわじわと上値を目指していく形が、理想であると思いますね。
 
今日は第一三共が堅調で、株価3,480円にタッチしました。
私は確実に3,470円で利益確定させて頂きました。ありがとうございます。
どうやら、「プラスグレルの年内申請は未達に終わり」そうな感じですね。
製薬企業にとって、「新薬の開発の遅れ」が最悪のリスク要因になりますから、これは決して軽い材料ではないと思います。
年明けに、会社側からどのような説明があるのか、また、それに対して市場参加者がどのような評価を下すか、懸念されますね。
 
ただ、いくらか申請が遅れたとしても、『08年度内に発売』というメーンシナリオに変化がなければ、底割れの可能性は低いだろうと思っています。
08年度内に発売さえされれば、09年度、10年度は、業績が倍々ゲームで飛躍することが見込めますからね。
もし下げるようであれば、今日できた余力で買い増しするつもりでいます。
 
これに対して、アステラスは相変わらず地味ですが(笑)
YM311の臨床試験での死亡事故に関するFDAへの報告書の件はどうなったのでしょうか。
アステラスの場合は、第一三共などよりも成長性は低いですが、割安度の面が高いですので、大きなミスさえなければ、こちらも堅調に推移するのではないかと思っています。
 
武田薬品の方は、どう見てもリバウンド間近という形に見えますね。
ただ、もし「TAK475を実際に開発中止」するニュースが発表された場合には、再度の暴落必至となるリスクがありますね。
ただ、テルモが、21日に人工血管「トリプレックス」の自主回収を発表したにもかかわらず、一瞬にして切り返し、株価6,000円を回復までしてしまったように、『悪材料出尽くしでの、強引なリバウンド』をする可能性も残りますけどね。
 
来年の1-2月には、米銀行の4Q決算の発表がありますので、「またサブプライム問題再燃か」ということで、非常に嫌気が差しますが、そのような悪環境にめげずに、着実に上値を目指していって欲しいものです。
 
ちなみに、本日、アステラスが抗生物質「セフゾン」に対する特許侵害訴訟で、勝訴が確定したと発表されました。
物質特許は2003年で切れているが、結晶形特許が2008年8月まで存続しているにもかかわらず、大洋薬品が2005年7月にジェネリックを売り出したということのようです。
なお、今年1月にファイザー社と和解した、リピトールの訴訟でも、物質特許が2011年に切れ、結晶形特許が2016年に切れるということで対立がありましたが、やはり結晶形特許の期限の方が採用されています。
◇会社発表
http://www.astellas.com/jp/company/news/2007/pdf/071227.pdf

 
セフゾンは国内と輸出を合わせて昨期に255億円を売り上げていますので、決して小さい薬ではないですね。
今期は売り上げ半減を見込んでいますが、この訴訟の結果で改善すると良いと思いますね。
ふと思いましたが、物質特許は20-25年で切れますが、結晶形特許はそれに5年遅れるということは、より長く売り続けられるということになるのでしょうか。日本国内だけの判例かどうかは分かりませんが。
 
ちなみに、昨日、病院で処方された風邪薬の中にまさに「セフゾン」がありました(笑)
なんだか、ナイスタイミング過ぎですね。
 
 
「セフゾンで風邪を乗り切ろう~」
 



コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。