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金利と株価と黒糖ビール

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先日、注文した黒ビールが届いたので早速飲みました。黒糖とバニラの両方を頼んで、今日は黒糖を飲みました。一言で言えば、ちょっと甘いギネスビール。苦味はギネスのスタウトくらい。コクというか味の深さは、ギネスの方がやや上だと思う。黒ビール好きな私としてはたいへん美味しくいただけたのですが、デザート感覚の「スイーツビール」というコンセプトにはややそぐわない味という印象でした。スイーツというには苦いかなと。しかし、国産の黒ビールはエビスの黒くらいしかない中、これだけの味を作り出せたのはかなり評価できると思います。

さて、相場の話。ここ最近の米長期金利の上昇は、債券先物の投機筋の買い建玉が高水準だったため、利下げ観測の後退を契機として買い玉のロスカットが連鎖したものだと思いますが、これが株式相場に今後どのような影響を与えるかを考えてみたいと思います。
目先の需給面からみれば、調達金利の上昇による投機マネーの抑制や株式益回りと金利の比較から株価の上値を抑える要因になります。ファンダメンタル面からみれば、住宅ローンの金利負担の増加による消費低下が考えられます。
ガソリン高にもかかわらず、アメリカの足元の個人消費は堅調です。これは、おそらく株高による資産効果と堅調な雇用環境によるものだと思いますが、ここで住宅ローンの金利負担が増加すると、ローンで買った住宅を担保に借金して消費活動を行うというキリギリス的なアメリカ人の個人消費に影響が出る恐れがあります。
単純化された因果関係で考えれば、上記のような影響が考えられるのですが、結局は現在の世界的な景気拡大のシナリオに変更があるかどうかが焦点だと思います。昨年の5月に商品高、金利高がピークを打って、それと同時にインフレ懸念、住宅市場のハードランディングによる景気後退懸念で株価は下落し、その後7月に元ゴールドマンサックスCEOのポールソンが米財務長官に就任するのと時を同じくして、株価は底を打ち原油価格と長期金利は下落していきました。米政府によるものか米系証券(ユダヤ系資本)によるものかわかりませんが、米経済のソフトランディングを目指しての何らかのオペレーションがあったのだと私は思っています。その後は米株も米国債も原油もコントロールされた感のある動きを続けていて、ウォールストリートの方々はウハウハでした。しかし現在の原油高、金利高を鑑みるにそのシナリオが変わりつつある可能性もあるのではと思っています。現時点では米経済の影響力はまだまだ強いので、米経済をぶっこわすことはしないと思う一方で、悲観的なシナリオも頭の隅においておいた方が良いかとも思ってます。
数年のスパンで考えれば、垂れ流した赤字をドル資産への資金の流入でまかない、積み上がった対外債務はドルの切り下げで減らすと言う無茶はそう長くは続かなく、米経済はいずれは破綻すると思います。その時までにどれだけ欧州とアジアに経済成長のドライバーを分散出来るかが世界経済の行く末を握る鍵だと思っています。
3件のコメントがあります
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    夢見るライオンさん
    2007/6/20 01:04
    ム、難しい・・・。

    すばらしい分析ですね。

    でも、私に理解できるのは30%ぐらいかな・・・。

    でも、見習いたいです。(#^.^#)
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    boxstarさん
    2007/6/20 16:04
    あまり関係ないかもしれませんが、昨年、一昨年とアメリカでレースをしているときに、向こうに住んでいるおばが家を
    売ろうとしてかなり苦労していましたね、地価はもう頭打ちだったみたいです。

    住んでみてわかりましたが、アメリカ人の浪費癖と楽観主義はちょっと理解できないくらいでした。
    仕事が無くて収入かなくてもカードでどんどん買い物してましたから、、、、。

    どうなることやら。
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    NGTNさん
    2007/6/20 21:21
    夢見るライオンさん>
    いえいえ、小難しい文章を書いてすみません。
    経済学の素養がないので、けっこう付け焼刃な知識なんです・・・。マクロ経済って難しいですね。

    boxstarさん>
    アメリカ人の消費行動は、私は本やメディアなどの媒体を通してしか知らないのですが、本当に後先考えずに消費するんですね。アメリカの個人消費は、世界経済というロケットを飛ばすためのブースターで、燃料を使い果たしたら切り離されて捨てられるのでしょう。
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