東京228堂さんのブログ
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12月18日 揺らぐドル
TOPIX 1,469.77 -2.93
日経平均株価 15,207.86 -41.93
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 13,167.20 -172.65
NASDAQ 2,574.46 -61.28
大幅続落。住宅建設業者指数が過去最低水準であったこと、
グリーンスパン前FRB議長の「スタグフレーションの初期兆候が
表れている」発言が嫌気されたようです。
日本市場も大幅に下落してスタート。日経平均は15000円付近まで
下落しましたがその水準で下げ渋り、結局41円の小幅な下落。
しかし5日続落。新興市場はジャスダックだけ小幅に続落。REITも反発。
為替は対ドル113円中盤、対ユーロ163円中盤。
中国市場は
香港 ハンセン指数 26,732.87 136.29 +0.51%
中国 上海総合指数 4,836.17 -40.59 -0.83%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 19,079.64 -181.71 -0.94%
インド NIFTY指数 5,742.30 -34.70 -0.60%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 919.60 8.45 +0.93%
今日のアジア市場は高安マチマチの展開でした。
ドバイ市場は
DFM Index 5,737.39 -7.23 -0.13%
最近為替は落ち着きを見せていますが、為替の動きは要チェックです。
12月17~18日の日経新聞に「揺らぐドル」という特集が組まれていました。
17日
「金の裏付けがないドルが基軸通貨の地位を維持してきたのは
ドルに変わる有力な通貨がなかったことが一因。
だが世界の外貨準備に占めるユーロの比率は、2001年の
19%から25%に上昇。ドルの比率は71%から65%に低下した。
ライバル通貨の台頭、新興国の興隆、衰える政治力。
基軸通貨としてのドルを取り巻く環境が厳しくなるなかで、
サブプライム問題が深刻さを増している。サブプライムローンは、
強いドルを前提に資金を吸い寄せる米国の経済モデルの象徴だった。
金融市場で値が付かないサブプライムローンは、ドルの揺らぎと重なる」
18日
「工業品や資源の輸出で経常黒字(資金余剰)が膨らんだ新興国の影響
力は急拡大した。市場は21世紀に入っても日々進化しているのに、
危機管理はドル基軸を前提とする20世紀の枠組みのままだ。
収益を求め世界を駆け巡る巨額のマネー。その奔流は磁力を失った
基軸通貨やほころんだ秩序を平気で捨てかねない。ドルにぴったり
と寄り添ってきた円の備えは十分なのだろうか」
時代の転換期なのですねぇ。
それでは今日はこれで失礼します。
大きな国、消費がこなせる人口の多い国の通貨
アメリカほどのところが出てくるのか難しいところですねー
今後はその求心力が徐々に失われていくのではないでしょうか。
基軸無き通貨世界の到来ですかねぇ。
日本・中国・インドなどが協調して
アジア統一通貨を作るしかないです!!!
あさっての投資家さん
今後のドル安が日本にどのような影響を与えるのか
かなり心配しております。
アメリカの輸出業にとってプラスなのか?
金融関連はどうか?など先が読めません
アジア統一通貨を作るしかないです!!!
すごい面白発想だなぁ(^^ゞ
でも自国の通貨をそのままにして統一通貨とかあってもいい気が。。。こういう話って当初夏ぐらいに一度出たような気がします。アジアゲートウェイ構想のときに通貨間調達の利便性を図るみたいな。。。思い出せないなぁ(違うネタだったかも)
やはりヨーロッパとは違って人種や宗教などの
背景が複雑ですからねぇ。
主導権争いもかなりあるでしょうし・・・。