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[マネックス証券] 米株高や円高一服で日本株は反発か


昨日の米国市場ではNYダウが5営業日ぶりの反発となりました。前日と同様、アジアや欧州の株安に加え、取引開始前に発表された経済指標が冴えない結果となったことを嫌気し米株式市場は朝方から軟調に取引を開始しました。NYダウは、午前10時に発表された住宅関連指標の結果を受けて一時は、9,937ドルまで下落、再び10,000ドルを下回りました。ただ、この水準では、前日までのNYダウ4営業日続落とあわせて480ドル近い下落となることで割安感も意識されやすく、取引終盤にかけてジリジリと上昇したNYダウは前日比19ドル高の10,060ドルで取引を終えました。昨日の米国市場では、引き続き冴えない経済指標が発表されました。特に住宅関連の経済指標は歴史的な低水準で、7月の新築住宅販売件数は27万6000戸と、市場予想(33万戸)や前回改定値(31万5000戸)を下回り、調査開始以来最低となりました。このように依然として、マクロ面からは住宅市場の弱さが見られますが、一方でミクロ面からは好材料も見られ、昨日の米株式市場では好決算を発表した大手住宅メーカーのトール・ブラザーズが牽引する形で住宅関連銘柄が上昇しました。こうしたなか、本日の日本市場は反発が予想されます。日本市場は昨日までの4営業日続落で510円超下落していることに加え、昨日のNYダウが小幅ながら5営業日ぶりに反発したことや為替市場での円高に一服感が見られることなどが買い安心感に繋がりそうです。シカゴ市場の日経平均先物清算値は前日の大証終値を80円上回る8,910円となっています。本日も為替介入や追加金融緩和への思惑や報道に影響されることもありそうですが、5営業日ぶりの反発に期待したいところです。
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