内国人投資家さんのブログ
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本日の残高(2007/12/07)
今日の日経平均も上昇となった。16,000円には届かなかったが、日中は16,000円前後でもみ合っている場面も多かったようだ。結果的には16,000円を維持できなかったが、前日比プラスで引けたことから、これを上値が重いと見るかそれとも底堅いと見るか、見方は分かれそうだ。
私は、今日の段階では底堅いと見ている。始まりは、米国につられた形で上昇し過ぎだったのではないだろうか。終値程度の上昇幅が、今の日本株の実力に近いと見ている。
さて、その米国市場の上昇だが、ブッシュ大統領によるサブプライム問題に対する救済策の発表が主要因と見られている。内容を良く吟味した訳ではないが、伝えられている内容だけを見ると、本当にこれで株価が持ち直したのか、疑問を感じた。
結局のところ、根本的な解決策ではなく、単に5年間先延ばししただけだ。大統領自身、根本的な解決策ではないと述べているようだが、この程度の内容が、本当に材料になったのだろうか。確かに、5年間、金利が凍結されれば返済する側にとっては大きなメリットだ。だが、返済額が減る訳ではないので、その分のつけは5年後に回ってきたりしないのだろうか。それでなくても、5年後は、再びサブライムローン問題が再燃するのではないだろうか。その時は、自分は大統領ではないし、関係無しとでも考えているのだろうか。それとも、その時までにちゃんと働いて、お金を貯めておくようにというメッセージでも発したのだろうか。疑問は残る。
満を持しての「解決策」なので、無策や無責任さはないとは思うのだが、その辺りは確実に伝わったのだろうか。
私は、制度改革が出てくると考えていた。サブプライムローン自体は必要と思われるが、その制度や仕組みに不備があると感じていたからだ。ある時点から、急に返済額が大きくなるという制度自体に、欠陥があるように思えて仕方がない。
新型のサブプライムローンを新設し、5年間の間にそちらに乗り換えて行くという案が出てくるものと想像していた。私は大統領でもないし、もちろんサブプライムローンも抱えていないので、第三者的な立場ではあるが、米国の景気動向は日本市場にも直接的・間接的に影響するので、なんとか立ち直ってほしいものだ。
ところで、昨日といい今日といい、私のポートフォリオは含み益を減らした。どうも、ここの所の上昇には、ついて行けてない。もっとも、ここまで上昇してきていたので、押し目をつけている状態と思いたいのだが。
10%クラブは、一応4銘柄をキープして入るものの、心もとない状況になってきた。更に追い討ちをかけるように、含み損の銘柄は、更にその損を膨らませている。歯車が合っていない感じではある。まだ、プラスを維持しているのでよしとしたいが、一抹の不安を感じる。
本日の資産残高は以下の通り。
□株投資額 74,002円
□株評価額 76,451円(△2,449円/△3.31%)
□確定損益 ▼1,684円(▼0.56%)
□現金 224,314円
■合計 300,765円(△2,449円/△0.82%)
□TOPIX 1,561.76
【ポートフォリオ明細】
● 2305 スタジオアリス
1,428 円 → 1,481 円 2 株 △89 円 △3.1 %
● 2327 新日鉄ソリューションズ
3,030 円 → 3,400 円 1 株 △352 円 △11.5 %
● 4088 エア・ウォーター
1,210 円 → 1,206 円 3 株 ▼34 円 ▼0.9 %
● 4114 日本触媒
1,021 円 → 1,087 円 3 株 △180 円 △5.8 %
● 4452 花王
3,160 円 → 3,420 円 1 株 △242 円 △7.6 %
● 4540 ツムラ
2,025 円 → 2,285 円 1 株 △248 円 △12.2 %
● 4543 テルモ
5,390 円 → 5,830 円 1 株 △407 円 △7.5 %
● 4568 第一三共
3,500 円 → 3,470 円 1 株 ▼52 円 ▼1.5 %
● 6471 日本精工
1,018 円 → 1,100 円 2 株 △152 円 △7.4 %
● 6758 ソニー
5,230 円 → 5,910 円 1 株 △648 円 △12.3 %
● 6925 ウシオ電機
2,355 円 → 2,455 円 3 株 △256 円 △3.6 %
● 7201 日産自動車
1,107 円 → 1,263 円 4 株 △597 円 △13.4 %
● 7915 日本写真印刷
4,090 円 → 4,240 円 1 株 △125 円 △3.0 %
● 8198 マックスバリュ東海
1,713 円 → 1,671 円 1 株 ▼52 円 ▼3.0 %
● 8227 しまむら
11,190 円 → 10,420 円 1 株 ▼840 円 ▼7.5 %
● 8281 ゼビオ
3,610 円 → 3,490 円 1 株 ▼142 円 ▼3.9 %
● 8354 ふくおかフィナンシャルグループ
715 円 → 731 円 2 株 △24 円 △1.7 %
● 9113 乾汽船
2,120 円 → 2,095 円 1 株 ▼37 円 ▼1.7 %
● 9616 共立メンテナンス
1,995 円 → 2,150 円 2 株 △286 円 △7.1 %
※損益からは、手数料・税金等コスト差引済
SPローンの問題は、明るい材料です。金利が据え置きなため、比較的、抜本的な措置のようです。ただ、金融機関の利益が目減りするでしょうね。それに、長期的に見て本格的な根本解決にはならないでしょうね。
しかし、アメリカが諸問題の根源なのに、陽気に相場は上がってるし。。でも日本も年末に向けて例年通り上げトレンドになることを願います。
5年分の利息が消えてなくなる訳ではないので、誰かがどこかの時点で負担しなければならない訳ですよねぇ。その分は金融機関が負担するとして、5年後に、またか、なんて事にならないようにして欲しいものですね。