ニコンが売り先行の後、プラスに転じる

[agawaさん]

ニコン（７７３１）が売り先行で始まったが、その後プラスに転じ、堅調に推移している。同社は中間期の業績予想を上方修正したが、通期の修正がなかったことや円高を嫌気した売りが寄付きに出たが、その後は上方修正を評価する動きとなっている。

同社は５日引け後、第１四半期の決算を発表すると同時に、中間期（第２四半期累計期間）の業績予想を修正した。１０年９月中間期の連結営業利益は１３５億円予想（前回予想７５億円、前年同期１９５億円の赤字）。連結純利益は９０億円予想（前回予想４０億円、前年同期１７６億円の赤字）。通期予想は売上高を上方修正したが、利益は従来予想を据え置いた。

第１四半期の実績が想定を上回ったこと及び足元の動向を勘案し、上方修正。第２四半期以降の為替レートの前提は、１米ドル＝９０円、１ユーロ＝１１０円。

ニコンの株価は９時３０分現在１５３０円（△１８円）。
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