大手自動車8社が発表した2010年上半期(1~6月)の生産実績によると、日産自動車、スズキ、ダイハツ工業、富士重工業4社の海外生産台数は上半期として過去最高を記録したそうです。
国内生産はダイハツを除く7社が前年を上回ったが、リーマン・ショックによる大幅減産前の2008年水準には届かなかったようです。
新興国の旺盛な需要で、海外生産は全社とも前年を上回り、トヨタ自動車とホンダを除く6社は2008年水準も上回ったそうです。
日産の中国生産は前年同期比54.8%増の48万8千台、スズキのインド生産は25%増の56万9千台で、ともに過去最高だったそうです。
国内生産も、エコカー減税や補助金の政策効果による国内販売増で回復したようです。
ただ、2008年との比較では各社とも4.9~32%少なく、最大手のトヨタも、約2割低い水準にとどまっているようです。
9月末でエコカー補助金制度が終了すると、反動で売れなくなるんでしょうね。