kabutrademasterさんのブログ
ブログ
チャート,読み方,テクニカル
もう銘柄を購入しましたか?ここでは銘柄を購入した後(購入する前でもですが・・・)、気になる株価チャートについて勉強しましょう。Yahooファイナンス等で、下図のような株価チャートをご覧になられた事があるでしょう。 【図1】 ここで扱われている記号等の意味について解説致します。 ①13週移動平均線 ある期間の株価(終値)の平均値を結んだ線になります。 ①の場合、13週間の間の平均値を結んだ線であり、最も良く使われる移動平均線です。 移動平均線は後述するローソク足とは違い、過去の価格(株価)を示しているものとなります。 何となくおわかりかもしれませんが、株価が上昇傾向にあれば右肩上がり、下降傾向にあれば右肩下がりの線となります。 ②26週移動平均線 ①と同様の意味を持つ移動平均線です。この場合、26週間の間の平均値を表します。 なお、13週移動平均線が、26週移動平均線を、下から上に突き抜けるとゴールデンクロス、 逆に、13週移動平均線が、26週移動平均線を、上から下に突き抜けるとデッドクロスと言います。 ゴールデンクロスは買いシグナル、デッドクロスは売りシグナルの材料になりますので、見逃さないようにしたいものです。 ゴールデンクロスが出ても、13週移動平均線が横ばい、26週移動平均線が上から下に突き抜ける場合等は 良い買いシグナルとは言えない場合が多くございますので、注意が必要です。 ③出来高 株式が売買された数量の合計を表す。つまりその銘柄の人気度を計れる指標となります。 出来高が少ない銘柄は、当然売買される機会(回数)が少ないため、注目度が低い銘柄を意味します。 銘柄を購入する時には、出来高も注目しておかないと、全く売買が成立しないという事にも遭遇してしまいます。 なお、決算期の前後や、株主としての権利が確定する日の数週間前等、出来高が急増する期間も容易に 読み取れますので、是非お好みの銘柄があれば、分析してみる事をお勧め致します。なんとなくチャートの読み方、各種記号や図の意味等をお解りになられましたでしょうか?続いて、上記で説明した項目と同様に非常に重要な図である、ローソク足について勉強しましょう。 【図2】【図3】 上図がローソク足と呼ばれる記号です。この図の意味は下記の通りです。 【図2】陽線 ①高値を表します。 ②終値を表します。 ③始値を表します。 ④安値を表します。 始値より終値の方が高い場合、中が白の陽線となります。 【図3】陰線 ①高値を表します。 ②始値を表します。 ③終値を表します。 ④安値を表します。 始値より終値の方が安い場合、中が黒の陰線となります。陽線、陰線共に①・④で表した線分は「ヒゲ」と呼ばれており、ついた値によって、長さが異なります。また、始値と終値の差によって、陽線・陰線の長さも異なるわけです。こちらは上記の移動平均線とは異なり、過去の株価ではなく、現在の株価を示している図形と言えるでしょう。ローソク足の単位についても、1日の株価の動きを表した日中足、日々の株価の動きを表した日足、週単位の週足、月単位の月足とあります。自分がどの期間で株価を分析するのかで使い分けるわけです。どの陽線(陰線)が出たら買い・売りのようなある種の経験則のようなものも存在するので、後述致します。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。