坂本彰さんのブログ
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衝動的な株の売買を抑える方法はあるか?
14,15日と丸2日かけてようやく会社四季報を読み終えました。
毎回この時だけは家にひきこもって調べますが
さすがに疲れますね。会社四季報も重いですし。
しかしこういった地道な作業を続けているおかげで
毎回お宝銘柄に出会う機会に恵まれます。
そして毎回決まって、今すぐ買いたくなる衝動に
強く駆られてしまいます。
「こんな割安株が放置されてる」
「利益予想が前号よりメチャメチャ伸びてる」
など、色んなケースがありますが、なぜか毎回
手を出してしまいます。
今回も1銘柄でそれをやりました。
本当はもっと長い期間をかけて株価の流れを見たり
会社のホームページを隅々まで調べないとダメなのですが
本能の部分で突き動かされると、とても理性では制御
できないのです。
しかし、この心理は私だけではないはずです。
この衝動を止められる人というのは強いと思いますが
それが出来ない人が大半であると思いますし、実際
私もできない一人です。
頭から離れなくなってしまいます。
これは、株をやった人しかわからない悩みですが、
衝動的売買を抑える方法はあるのでしょうか?
このブログ記事のタイトルですが、私はできないので
対策として、一単元(最小単位)だけ買った後、
その会社を再度調べるようにしています。
こうすると落ち着いて判断を下せますし、もし
間違った判断だと決断し、翌日売ったとしても
手数料と数千円程度の売買差益で済みます。
もし、購入した後で悪い材料(大量のストックオプションを
見つけた、IR発表で下方修正が目立つ等)が気になるなら
一旦売却し様子見しています。
お宝銘柄に出会ったとしても全力で買ったり、最初から
大きな投資資金を使うことだけはしません。
こうすることが今の最善策ですし、そのまま問題なければ
保有を続ければいいだけです。
あと、買った後にすぐ売りたくなる衝動に駆られる人は
何かの商品を買った後にくる不安心理と同じです。
買う前は商品のプラス面だけにフォーカス(視点)が
いきますが、買った後はマイナス面に視点がうつるため、
悪い部分ばかりが気になり、手放したくなるのです。
特に購入後、株価が下がれば一層その心理は強くなります。
こういったことは私の中ではありませんが、もしそうなる方は
株価のリターンはすぐに出ないと考えておくべきです。
ですから、下がったとしても購入銘柄自体が悪かったとか、
業績下降要因が潜んでいるなど余計な考えは持たなくて
よいと思います。
http://saig.livedoor.biz/archives/1794599.html
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