はるるっぴさんのブログ

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TEDスプレッド

ひとりごと日記です。

今週は、歓迎会や飲み会もあり
帰りが遅かった。

飲みすぎには、注意しましょう~(^。^)y-.。o○

さて、

長期投資家も注視する「TEDスプレッド」

周知の通り、

T-bill(3ヶ月物米短期国債)とLIBOR(ロンドン銀行間取引)との金利差のこと。

難しい言葉を使って偉そうにしたい専門家の中には、
LIBORのことをユーロドルLIBORと言う人もいるが、

誤解しやすい表現だと思う。
通貨ユーロは関係なくユーロ市場で取引されるドルのこと。

とても重要な指標だと思う。

いわゆるリーマン・ショックのとき
パニックになりTEDスプレッドは、4%を超える異常事態となった。(>_<)
その後、政府の救済策もあり落ち着くこととなるが…

いずれ多くの人たちが忘れる頃に
「ソブリンリスク」と言った強烈な副作用がでてくるだろう。

2012年には、いろいろなものが償還期限を迎えるので
遅くとも、そのときには「表面化」するだろう。
景色がかわるかもしれません。

国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった…

(川端康成「雪国」より)

もとい

足元、このTEDスプレッドが上昇しているので、注意が必要です。
(TEDが上昇すれば、「買い方」は苦しい)

普通、銀行は、信用があるはずなので
銀行経営に全く問題がなければ、TEDスプレッドはゼロです。

それが、上昇しているということは
少なくとも足元、金融不安が再燃していることがわかる、

個人投資家の中で

TEDスプレッドと聞いて

「何のこっちゃ~?」
「ややこしい話は、ええ~」
「株が上がるのか、下がるのか、要するに結論だけ聞かせて!」

などと言っている投資家は、
投資に慎重になるべきだと思う。(個人的な考え)

初心者は、ここで終わりです。
この後の文章は、急激に眠くなりますのでパスしてもらっていいです。

(・・?


以下、中級者以上

また、このところユーロに対しても円高が進行しているので
円がリスクを避けたくなったときの
「避難通貨」として買われている(含む買戻し)とする見方もできる。

株式投資も金利の知識は、とても重要です。
その理由のひとつに、現在のように世界の熟練度の高い長期投資家不在の
「需給相場」では、売買代金の90%くらいが借金して投資(投機)をしている。

インベストメントバンクはもちろん
証券会社の自己売買部門も同じです。
自分のお金で投資していない。

お金を借りて投資しているので
金利には当然、敏感になる。


今の相場は

テクニカル、チャート的に見れば「買い」で見ることもできる。

わかりやすいところでは

一目均衡表
ボリンジャーバンド
移動平均線

騰落レシオ
相対力指数

などなど

また、深入りしている
ヘッジファンド勢の「買戻し」の可能性もある。
もっと深入りしてくる可能性もある…


需給面から見れば「売り」で見ることもできる。

ユニクロ、ソニー、三井物産など
信用の買い残がたまっている銘柄は注意が必要だろう。
いずれ、「投げ」てくる可能性を否定できない。

また「ユーロ建て日経平均」は当然見るべきところでしょう。
ユーロ安円高で意外と下がっていない。

ヨーロッパ時間に日本株が売られる理由のひとつに
円高を踏み台にして欧州勢が売っていることも想定できる。

短期の株価動向を予想することは、難しいと思う。

わたしは、長期投資家なので、ファンダメンタルズを重視しているが
(日々の需給動向を見ているヒマなしです…)

ファンダメンタルズ、需給、チャートなど
バランスよく見ていくことが重要だと思う。


おしまいです。
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