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No.502 日経平均123円高2週間ぶり値上がり4ケタ
28日後場の日経平均株価は前日比123円26銭高の9762円98銭と3日続伸。終値ベースとしては4営業日ぶりに9700円台を回復した。買い一巡後も底堅く推移した。週末を前に様子見気分が強まり、手じまい売りに上げ幅を縮めたが、9700円を割り込むと押し目買いに支えられて持ち直した。東証1部の出来高は23億1857万株。売買代金は1兆7762億円。値上がり銘柄数は1229銘柄(値下がり348銘柄、変わらず97銘柄)と5月13日以来、2週間ぶりに4ケタに達した。
東洋証券・情報部ストラテジストの檜和田浩昭氏は「突っ込みに対する警戒感があって買いが入ったが、ユーロに対しては懐疑的な見方が残っており、日経平均が1万円台をすんなり回復するとは考えにくい。今後は下げ相場で買いを入れていた個人の利益確定売りが警戒される。吸収するには海外勢の買いが必要。一目均衡表で20-21日にあけた『マド』埋めの展開となり、目先的な材料としては、来週末に控える米5月雇用統計発表や、G20などが注目されるだろう」と指摘している。
業種別では、国際帝石 、JX など石油関連株が継続物色された。住友商 など商社株も高い。クボタ など機械株も引き締まった。邦チタ など非鉄金属株も上げ基調。ファーストリテ をはじめ、ドイツ証が「Buy」でカバレッジを開始したパル とハニーズ が買われるなど小売株も上昇。キヤノン 、エルピーダ などハイテク株も買いが優勢となった。SONYFH など保険株もしっかり。鹿島 などゼネコン株も堅調。
半面、山口FG 、八十二銀 など地銀株にさえない銘柄が目立った。プロミス などノンバンク株も下落。野村 など証券株の一角も上値が重かった。関西電 、東ガス など電力・ガス株も軟調。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、30業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
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