はるるっぴさんのブログ

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長期投資家と日経平均株価

ひとりごと日記です。

証券会社に頼んで、日経平均のロングチャートをもらった。
これを見ると、長期投資のヒントが少しある。

私の好きなウォーレン・バフェト氏も
50年スパンで長期投資を考えている。

よくご存知の投資家もいると思いますが

戦後、1949年9月1日 東証が再開したとき
日経平均は、176円だった。

「176円」

その後、85円まで下落した。

日経平均 「85円」だった。

数年後、日本が高度成長に入るときには
日経平均は、1000円~2000円の間をうろうろしていた。

日経平均は、銘柄入れ替えもあるし

個別企業は、資本異動もあるので
簡単には、比較できませんが

この頃に、専門家の意見を無視して玉を買っていた人は
株価が暴落したと言っても何十倍から何百倍の値段になっている。

わたしの知っているご年配の長期投資家は
「50年前」に10円のときに買った自社の株を長期保有しているので
暴落したといっても、100倍以上の株価水準にある。

日本の昔のような高度成長は、あまり期待できないかもしれませんが
世界の本格的な高度成長は、まだこれからでしょう。
世界経済の発展に貢献できる日本グローバル企業に注目したい。

今回の世界経済危機の霧が晴れたとき、

リスクテイクできる世界の投資家は、
世界の高度成長の恩恵を受ける
世界の景気敏感株の日本株に注目する可能性もある。

まだ、しばらく先でしょう。

有名な専門家が買いのチャンスを教えてくれます。
専門家の意見の活用方法を勘違いしないようにしましょう。

机上の優等生の安っぽい情報を上手に利用してほしいと思う。

(しかし、今は、日本国債が暴落する可能性もあり十分注意したい。)

残念ながら

金融機関のおかかえ専門家やテレビなどに登場する幼稚な専門家が
「日本経済をダメにしている!」などと言っている投資家には、
めったにないお会いできない。

かしこい投資家は忙しいので、マスコミを相手にしない。
(たとえば、ゴールドマン・サックス証券の日本法人のトップなど。)

だから、マスコミたちは、結局ダメ専門家のところに行く。
その記事を鵜呑みにしているのが日本の個人投資家だったりする。

わたしの尊敬していた元株式部長の言葉を引用したい。

「経済記者は、何も知らないので最初から教えないとダメなので疲れる!」
「だから、うっとしいから、適当にあしらっていた!」

豪腕ディーラーとして有名な藤巻 健史氏も

「日経新聞の記者は、まだ言っていることがわかる。」
「他の記者は、僕の言っている意味すら理解できない!」

「その人たちの話を聞いて何の参考になるの!」

以前、みんかぶの会員さんが書いていた通り
「マスコミの安っぽい情報」に注意してほしい。

大切なお金を守る知恵です。
今までの常識を疑ってほしいと思う。

反対意見の投資家は、マスコミの情報を信用しましょう。


もとい

長期投資の基本は

総悲観論になったときが買い場です。
総楽観論になったときが売り場です。

しかし、テストの問題と同じで「例外」を覚えることが重要だと思う。

今は「例外」が多く、伝統的な長期投資の手法が通用しないところもある。

資産のある長期投資家は、
世界経済の混乱期を乗り切るため
資産を増やすことより資産を守ることを重視していると聞く。


わたしの相場の格言

「強力な防御は、最大の攻撃である。」


おしまいです。


PS.

最近よい本が出版された

「奪われる日本の森」
外資が水資源を狙っている

新潮社

日記でも書いた記憶がありますが
マスコミなどでは、今回のギリシャ問題が解決されたように報道されているが
間違っていると思う。ありえない。

ギリシャ支援策もドイツが拒否権を持っているので
ドイツは、いかにギリシャを救済しないか知恵を絞っているだろう。

勤勉なドイツ国民といい加減なラテン民族とうまくやっていくのは、難しい。
わたしは、イタリア製のジャケットを持っているので
その縫製のいい加減さを実感している。

ギリシャ問題は、ギリシャを支援されるどころか
ポルトガル、スペインに問題は、拡大すると思う。
もちろん、そのようにならないように世界の叡智に期待したい。
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