ぷよすけさんのブログ

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No.380 週間展望=海外要因で調整基調、米中首脳会談注視

来週(12~16日)の東京株式市場は、海外の不透明要因に対する警戒感が強まることから、日経平均株価は調整基調となりそうだ。予想レンジは1万800~1万1200円とする。
 12日から米ワシントンで開催される核安全保障サミットに、中国胡錦濤主席が出席すると発表されたことで、一時は「人民元の切り上げは遠のいた」との見方が広がったものの、ガイトナー米財務長官が北京で8日、中国の王岐山副首相と緊急会談したことを受け「小幅ながら人民元の切り上げが接近」「元相場の変動幅を拡大するのでは」との思惑が浮上し、円高警戒感が強まった。
 一般に中国人民元の切り上げは、同じアジア通貨として対ドルで円高要因とされ、輸出企業の採算悪化要因と判断されるが、対中国輸出が急速に拡大する中で、日本の輸出企業のプラス面も評価したい。
 今回の核安全保障サミットは、本題の核不拡散問題よりもむしろ、米国による台湾への武器売却決定に始まり、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との会談、米インターネット検索最大手グーグルの撤退問題などで対立していた米中関係が、首脳会談でいかに修復に向けて動きだすかに注目が集まっている。主力の輸出関連銘柄の売り継続が予想される中、野村アセットマネジメントが16日に、スマートグリッド(次世代通信網)関連銘柄の投資信託の設定を予定していることから、中心銘柄の富士電機ホールディングス 、古河電気工業 などに引き続き注目が集まりそうだ。
 日程面では、3月首都圏および近畿圏マンション販売、米2月貿易収支、3月輸入物価(13日)、米3月消費者物価、同小売売上高(14日)、中国1~3月GDP、3月消費者物価、同小売売上高、同鉱工業生産(15日)が焦点になる。(冨田康夫)

提供:モーニングスター社
2件のコメントがあります
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    ぷよすけさん
    2010/4/11 15:51
    こんにちは。
    いえ、ただの調整でしょう。と思いましょう(^_^;)
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