地上デジタル放送の進展によりテレビで受信できる情報量が増加する中、電機メーカーが使いやすさ、分かりやすさを追求したテレビの開発を急いでいるようです。
文字などの情報量が増え、利便性が向上した半面、高齢者や障害者に対し機能を生かし切れていないという指摘も多かったためで、平成23年7月の地デジ完全移行を控え、改良は続くようです。
パナソニックは、チャンネル選択したテレビ局や番組名などを音声で読む業界初の液晶テレビ「ビエラ」の5機種(32~19型)を2月に発売し、地デジの提供データを元に、あらすじやテレビ番組表も音読するそうです。
三菱電機は、番組表を音読する機能を付けた液晶テレビ「リアル」を平成19年に発売し、当初は高級機種のみだったが、今春は全17機種のうち15機種に搭載したそうです。
シャープは昨年モデルからリモコンの選局など一部のボタンを前年比2倍に拡大し、リモコンの先端部の幅も3センチ伸ばし、触覚で判別しやすくしたそうです。
ソニーは、リモコンの先端部をテレビに向けなくても操作できる「おき楽リモコン」の搭載機種を拡大しているそうです。
東芝は俳優の愛称やテレビ番組の略称などを言うだけで番組を自動検索、表示するシステムを開発し、実用化に向け研究を加速させているそうです。
メーカーもいろいろ考えて特徴をだそうとしているようですね。