水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、11月の中古住宅販売成約指数が市場予想を大幅に下回ったことが嫌気され下落したが底堅い値動きであったことから、小幅続伸して寄り付いた。その後、短期的な過熱感から利益確定の売りが入り日経平均はマイナスに転じる場面も見られたが、悪材料の出尽くし感から銀行株に買いが入り相場を下支えした。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることや、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に買いが入ったことからプラス圏で推移した。
業種別TOPIXでは、その他金融、海運、銀行が上昇した一方、ゴム製品、精密機器が下げた。個別では、日立造船、任天堂、クラリオンが高い。半面、ミクシィ、グリー、日本航空が下げた。
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