つまにもさんのブログ

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今日の日航続き

31日の日航関連ニュースを読んでいると、決まってないことをぼかしてぼかしてどう書くかという各社競演をみるというのはなかなかおつなものでございます

二つの記事を読む分にはお金を出すとも保証をするとも言い切っていないところがみそでございます

あいまいな事例その1:日経
日航再建、政投銀の融資枠拡大 関係閣僚要請へ
 日本航空の経営再建を巡り、菅直人副総理・国家戦略相や前原誠司国土交通相ら関係閣僚が30日、協議した。官民出資の企業再生支援機構が日航の支援の可否を決定する1月中旬までの間、政府として資金繰りを支えることで一致した。主取引銀行の日本政策投資銀行に融資枠の拡大などを要請するとみられる。

 日航は企業再生支援機構に支援を要請中。機構は燃料購入など一般商取引を保護しつつ、会社更生法など法的整理で抜本的な再建を進める案を日航の取引銀行に提示した。ただ、法的整理への懸念で信用不安が広がれば航空機の運航にも支障が出かねないため、政府は資金繰りの支援策を検討することにした。(31日 07:00)

あいまいな事例その2:時事日航のリストラ加速を要望=無保証融資の条件に-政投銀
 日本航空の経営再建をめぐり、主力取引銀行の日本政策投資銀行が無担保無保証の融資を行う条件として日航のリストラ策強化を要望したことが31日、明らかになった。日航が支援を仰ぐ企業再生支援機構や政府に融資条件として提示。同日の関係閣僚らの会談でも協議された。
 政投銀が求めたのは、日航が機構の助言を受け策定している経営再建計画案でのリストラ策の強化。現在は9000人規模の人員削減や路線廃止などが検討されており、その大幅な積み増しを求めている。政投銀は、日航の信用不安拡大を受けた政府の緊急の要望に応じるとともに、今後の機構による公的保証に期待する形で無保証融資を検討するが、焦げ付きリスクを抑えるため、日航の再建加速を条件付けた。(2009/12/31-17:49)

記事は明確だが表題があいまいな事例:朝日航への融資枠拡大、政府と政投銀が合意2009年12月31日19時51分
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日本航空の支援策について、日本政策投資銀行などとの協議後、記者団に答える菅直人副総理=31日、東京都港区


 日本航空への資金繰り支援問題で31日、前原誠司国土交通相、菅直人副総理と日本政策投資銀行は、政投銀が日航向けの融資枠を拡大することで合意した。現在の「最大1千億円」の融資枠に必要な額を追加して、企業再生支援機構の支援決定まで十分な融資ができるようにする。また両大臣は機構に対し、早期の支援決定を要請した。

 両大臣と政投銀幹部、機構幹部はこの日、都内のホテルで会談した。政投銀は11月24日、日航に対する融資枠を設定。これまでに550億円の融資が実施された。今回の合意で、機構の支援決定までの資金繰り対策として、残りの450億円を超えて必要になる分を見越して枠を設定し直す。具体的な追加額は1月3日に決める。

 融資がこげついた際の政府保証は現時点ではつけない。ただ、機構の支援決定後は機構が保証をつけることができる。また政府も、つなぎ融資に事後的に保証をつけられる立法措置を模索する。

 日航を巡っては、30日に機構が法的整理による再建を目指すとの見方が広がり、株価が急落。政府は今回の融資枠拡大で、日航の当面の資金繰りを政府や政府系金融機関が支える姿勢を明確にし、信用収縮を防ぐ考えだ。
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