注目の言葉に捉われることなかれ

注目すべきものがあるときは、是非なく注意して観察するものです。今回のMUFJに限るならばそのキーワードは「増資」だ(だった?)と思います。ひとえに「増資」といってもいろいろなニュアンスがあると思います。抽象的に大きく分けて「良い増資」と「悪い増資」と呼ばれるものです(前回の日記にも書きました)。実は私はこれの呼び方は「株の世界」から見た観点で付けられた都合ネームのように感じています。大抵の方が「増資」ときいて判断するのは「良い悪い、いずれにせよ下がる」だったと思います。思った以上に下がらない現状をどう考えればよいのか、この現象の要因と事象を妄想するのは楽しいですね(笑)。私は前回の日記で480円以下にならない予想をしていまして、この予想は今も変わりありません。まず「増資」をどう判断したかといいますと、「良い」「悪い」に関しては・・・正直判断できませんでした。本当に「真ん中」でした(笑)。銀行はその規模によって負う責務が変わります。というより規模が大きくなるに連れて責務が増大するだけでしょう。そして規模が大きくなるごとに制約も大きくなります。というより制約が狭く感じるのでしょう。MUFJは国際的に活動されているメガバンクですから国内にとどまらず世界各国の情勢に対応しつつ、未来の開拓図を想像して、毎日をそのための基盤作りと通常業務に時間を費やしていることでしょう。ですから未来を見てお金が必要になったのでしたら「良い」「悪い」ではなく「真ん中」だと思ったのです。
つまり、私の予想ですが、「MUFJは株価にして480以上の価値のある増資を実行する」だろうかと。

あと先ほど日銀の速報が出ましたが・・・。
量的緩和政策も期待に届かず・・・といった世間の声もあったようです。
期待は株式にも為替にも影響あるわけで、おそらく幾分の高下はあるんでしょうか・・・。
私の予想では株価が大きく下がることは無いと思います。
日銀と政府が、経済対策について会合し何らかの方針を出したというのが今回のメインイベントだと思います。
今回で無理にサプライズを出すような政権だとしたら、そちらの方が私は嫌です。
サイは投げられたのですから、後はタイミングに応じた対処を発動するだけでしょう。
政権交代して間もない政府(そんなこといってられないのも分かりますが・・・)が過去の膿を出しつつ、未来の国際社会での日本のあり方をいい形で作ろうとしているわけですから、例え皮肉でも現政府を信じます。(といいつつも、私は投資でものすごく大損してまして・・・生活がやばいくらいでして本当はそっちを何とかしてくれないかな・・・なんて状況ですけど。自業自得ですね。汗)
日本は永遠にカードを出し切らないお国柄です。政権が交代してもこの文化は続くでしょう。日本人の国“日本”ですから(笑)。悪く言えば「煮え切らない」文化でしょうが、現にこのままで国際舞台を乗り切ってきている節があり、海外から「謎の国」に近い批評を受けつつも歴史上注目をそらされたことは無いでしょう。

話を戻して、日銀と政府の会談にきまして・・・
「期待で上げた分下げる」というのはまずないと思います。
むしろ「動き始めた」ことによる「期待の積み重ねによる上昇」のほうが考えやすいかと。
なぜならば・・・日本株がここまで「耐えすぎた」からです。
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