大手不動産5社の2009年中間連結決算が出そろいました。
大手不動産はブランド力を生かしたマンション販売などが堅調で、5社とも営業黒字を確保したそうです。
三井不動産、三菱地所、住友不動産、野村不動産HDの4社は、マンション部門の売上高が前年同期比3割増~2.2倍と住宅事業が好調で、金融危機以降離れていた消費者が、価格下落や住宅ローン減税などで買い時と感じているようです。
マンション販売が好調な一方で、企業業績の低迷で5社のオフィス、商業施設の空室率は前年同期に比べ、1.5~1.9倍に増えたそうです。
ブランド力のない大手以外の不動産は、まだまだ厳しいようですね。