Raguelさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ720件目 / 全748件次へ »
ブログ

米国の下げは一過性のものか?

93b520629   302659251   658a9a62d  





上海総合指数(日足)
NYダウ(日足)






WTI原油(月足)
ドル円(日足)








今日は、中国株について書こうと思っていたんですが、NYやシカゴの強烈な下げでコラムの内容を見直し。まずは先にこの件について確認しておかないと、月曜日に困りますからね。
確認しておくべきポイントは、ダウやナスもが突然下げた理由です。これによって、下げが一時的なものか、ある程度続くと予想すべきものかの判断が変わってきますから。

日経のマネー&マーケットを見てみると「景気敏感株の決算や見通しが重し」として、19日に決算発表したキャタピラー、3M、ハネウェルなどが決算や今後の見通しを引き下げたことを一因に挙げています。あまり調べていませんが、主要なマスコミは概ねこの内容で19日の米国株価下落を報じているものと思われます。

これとは別にもうひとつ、ファンド決算の影響についても論じられています(これについては既にあちこちで言われているようなので詳述しません)。

この二つのうち、私が気にしているのは前者の問題です。ファンド決算というのは一時的なものなので、過ぎてしまえば問題ない。しかし米国の主要企業が、第三4半期決算の内容だけでなく、先の見通しに対して慎重な見方を続々と出しているというのは看過できない。
こうした慎重さの背景にあるものは何かと言えば、サブプライムローン問題を端緒とした実体経済への悪影響懸念と見るのが筋だと思われます。
サブプラ問題について私が今まで狭い範囲でチェックして来た限りでは、10月上旬あたりから有識者の発言が変わってきたように感じています。
簡単に言うと、それまでは金融機関に対する信用不安が主に取り上げられていたのに対し、ここに来て実体経済への悪影響を語るケースが増えてきているように思われるのです。
そして、ついに有識者だけでなく企業自体がその懸念を明らかにし始めた。
これによって、うすうす「景気は下降線なんじゃ・・・?」と不安視していた投資家たちが、「やっぱり!」と言って逃げ始めたというのが今回の下げに繫がっているのではないかと推測しています。
もしこの考え方が「当たらずと言えども遠からず」なら、今回の下げは一過性なもの、局所的なものでは収まらないと考えるべきではないでしょうか。
月曜日の日本株式市場が厳しい状況になることは目に見えていますが、ここが買い場と安直に攻めに回らないようにしようと思っています。(´(ェ)`)なので・・・

昨日出した11月中旬の日経平均予想が16500円を挟んだレンジだったので、自分でこれを信じないで誰が信じると言うのだ!というメンツ的な部分もあり^^;
とは言え、指をくわえて見ていることもないので、打診買いはしてみようかな、と。何を買うかは明日までに考えます。

もう長くなってしまったので、中国株のことはごく簡単に。
冒頭にあげたチャートを見ると、上海総合指数の動きに気になる点があるんですよね。
というのは、5月の高値をつけるまでは出来高も順調に右肩上がりに増えてますよね。なのに、Wトップをつけて再度上昇し始めた後の出来高は・・・
株価の上昇力(単に角度で見てます^^;)は5月までよりも強いのに、出来高は横這い、というか何となく減っているような・・・
これって何ででしょうね・・・

とういうことって普通にあるものなのか、良く判らず。わかる人、意見がある人がいたら教えてください。
お願いしますm(_ _)m

株式投資情報をもっと知りたい方は
FC2 Blog Ranking[株式・投資]

「みんかぶ日記」はRSSフィードのため見にくくスイマセン^^;
よろしければ以下のURLをコピペして私のブログに遊びに来て頂けるとシアワセですー
http://stocko.blog120.fc2.com/

1件のコメントがあります
  • イメージ
    とんこつさん
    2007/10/21 14:42
    サブプライム問題が根深いものという認識が広がってますね。今年中は横ばいくらいの感覚でいます。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。