携帯端末事業の統合の話が進んでいるらしい。
各々が提供しているキャリアが違いこの統合にて国内キャリア、au、docomo、ソフトバンクへの供給体制となる。
激化している業界だがこの統合によりコスト削減の魅力、販路拡大の魅力、等があるだろう。
さて何処が最終的に利益を得るのかな?NEC?
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電機大手のNECが、日立製作所とカシオ計算機が統合した携帯電話端末事業に合流する方向で調整していることが28日わかった。3社連合が実現すれば、携帯端末で首位のシャープに次いで市場占有率(シェア)2位となる。
10年春をめどに統合することを検討。国内市場が収縮するなか、製品開発費を抑え、生産効率を上げる狙いだ。
日立とカシオは、04年4月に携帯端末事業を分離して、共同出資会社「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」を設立。それぞれのブランドで販売している。携帯端末で国内3位のNECが、「カシオ日立」に50%超出資して子会社にする案が検討されている。
調査会社BCNによると、08年度の携帯端末の国内シェアは、シャープが1位(21.8%)で2位がパナソニック(16.8%)。3社が統合すれば単純合計で20.2%となり、2位に浮上する。
日立はKDDI(au)、カシオはauとソフトバンクモバイルにそれぞれ携帯端末を供給。NTTドコモとソフトバンクに供給するNECが合流すれば、販路の拡大も期待できる。