坂本彰さんのブログ

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投資に使えるやさしい心理学

投資本を読んでいるとで、出てくる内容に
相場の心理を学びなさいということが
あります。

http://saig.livedoor.biz/archives/1524953.html

私も最近になってようやく勉強を始めた
のですが、今回はいくつかの心理学を
紹介したいと思います。


といっても私は専門家ではありませんので
自分でも理解できたことで、かつ相場に使える
内容に限っていきます。


まず最もポピュラーなのが群集心理、集団志向
という言葉です。

これは自分の意見や行為を曲げて、周囲と合わせる
行動のことを指します。

例えば明日の相場が上がる、下がる、などを予想する
場合、普通では全く予測できません。

しかし数週間、数か月スパンで上がり続けていくと
次の週も同じように続くと錯覚しやすくなります。


それを実証するデータや事象が出たりすると、ますます
信じるようになり、冷静に考えれば割高な銘柄や
相場にも手を出してしまうのです。

いつかは反落すると思っていたけど、全く反落しないので
結局は自分も相場に遅れて参加する。

またはその逆もよくあるパターンですし、
私もよく当てはまります。


それを裏付ける心理に、ハロー効果というものがあり、
権威がある人や身なりのきちっとした人が発するコメントは
その他の人より信頼される内容だと捉えてしまうのです。

(実際は全く関係ないのですが、アナリストは
 みんなスーツにネクタイです。)


夏でも頑張ってネクタイしめていますが、その理由には
ハロー効果があります。


そして信頼を得るために演出する説得法が
一面提示と両面提示です。

量面提示はメリットとデメリットの両面を
対象に提示する方法です。

一方、一面提示は説得するのに都合のいい情報
だけを相手に見せる方法です。


あなたが参考にしている投資情報が、両面提示で
誠意を見せているか?

それとも、一面提示であなたを説得しようとしているか?


こういう言葉を理解して、記憶の片隅に置いておく
だけでも、いざという時に役立ちます。
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