大台を超えられるか！？

[雄大さん]

さて、日経平均もいよいよ５ケタの大台が見えてきた。だが、このまま素直に大台に乗せられるのか？結論からいえば、乗せられると思っている。相場には“勢い”というものが存在する。そしてそれは、ある程度行くところまで行かないとおさまらないという性質を持っている。この場合は、大台乗せは良いきっかけになるかもしれない。本来、この相場は上昇する理由がない。みんな都合の悪い部分から目を背けているだけにすぎない。そこから目を背けることができなくなったとき、それは、決して想像に難くない。相場が楽観に傾いた時は非常に危険な時。もっとも、自身は上へ行こうが、下へ行こうがただ流れに乗るだけ。予想はするが、過信はしない、そんなスタイルは貫き通したい。実際この相場も、売り方の買い戻し主体といっても売り方のヒモが途切れなければ上昇は続く。丁度、下げ相場で信用買い残がどんどん積み上がるのと逆の構図だ。そういう意味では、大台に乗せてもまだ上昇余地はあるかもしれない。「相場は行きすぎる」という観点からも、１１０００円、あるいは１２０００円もあるのか？問題はその過程。疑心暗鬼に苛まれながらジリジリとあがるようなら１２０００円。日経平均が２００円高、３００円高を連発するようなら１１０００円。そんな感じを予想している。今晩のＮＹは軟調なようだ。でも、為替がドル円９８円をキープするようならまた買い場が来る、いや来てしまう。さて、何を買おうか。