はるるっぴさんのブログ

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制空権を失っている日本株式市場

今日は、コピーの修理に来た人と話をした。

「どこの会社も経費削減で、
 古いコピー機を壊れるまで使っていますね~」

と言った。


わたしが、ためしに聞いた

「日本株は、上昇していますよ~」


答えが返ってきた。

「そうすか~僕ら株のことは全然わかりませんけど、
 なんで上がるのですか?」

と質問された。

(・.・;)


目先、GMの問題が問題になっているが、
今日の日経新聞にヒントとなる記事が書いてある。


【日経新聞より引用】

機関投資家などの大口債権者の中には、
CDSと呼ばれる金融商品の保有者も多いとされる…

債務削減案に同意するより、
破産法を申請した方が回収率が高くなるケースもある。




この部分が重要です。
だからGMの再建案に反対している。
GMが破綻したほうがCDSで儲かるからです。


もし、GMがチャプターイレブンを申請すると
CDSの保険事故が発生することになる。

AIGが負担することになり、
また米政府はAIGを助けないといけない。


助けても

助けても

助からない

AIG

(>_<)


もしGMが破産法を申請すれば、
GMの社債を組み込んだ証券化商品も毀損する。

さらに、GMのCDSを組み込んだ
シンセティクCDOが爆発する危険がある。


その破壊力は、想像を上回ると思う。
市場関係者がいつ理解するかわからない。


残念ながら

日本株式市場は、
外国人に制空権(先物市場)を制覇されている。

日本人の理屈があまり通用しない。


JTBの子会社の店長の話によると

外国人の日本への観光客が減っている。
外国人の日本に来るビジネスマンも減っている

飛行機のビジネスクラスの値段が安いですよ~

と言っていた。


その言葉の裏にもあるように

外国人の日本への投資も減っている。

輸出立国(マスコミ的には外需依存)日本の
GDPに占める輸出の割合は、

先進国でトップクラスになる。


専門家は、今回の金融危機で
日本の受けるダメージは少ないと言っているが

何を言っているのかわからない。

(個人的な考えです。)


日本の金融機関のダメージも
さらに大きくなるリスクがある。

遠くない将来、わかると思う。
(すでにわかっている投資家も多い。)


しかし、銀行の株価とは、必ずしも連動しない。
株式投資のむずかしいところです。


当然、アメリカの金融機関の損害は想像を超える。

国際展開しているので、
海外から徐々に撤退して国内に戻してから

整理するだろう。


いずれ、アメリカやヨーロッパの金融機関が
美女から魔女になって素顔を見せたとき


市場関係者がビックリして

(・o・)!

株価が調整すると思う。


その時期まで遠くないと思う。
金融危機、世界経済危機で最もダメージを受ける国は、
日本国です。

多くの日本人は知らなくても、
外国人は知っている投資家が多いので、

外国人の長期投資家の売りは、続く可能性がある。


わたしは、短期は、興味ありません。

一杯ある空売りの買戻しによる踏み上げがあるので
目先筋の証券会社などに聞けばよいでしょう。


東証の発表する数字には、誤解があるので注意したい。
外国人の売買は、証券会社の自己にまぎれてわかりづらい。


逆に

世界経済の霧が晴れれば、真っ先に買われるのは
技術力の高く、大企業病にかかっていない
日本の国際優良銘柄の勝ち組企業群でしょう。

将来、そのようになってほしいと願っています。


おしまいです。


今週は時間なしで日記なしです。
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