はるるっぴさんのブログ

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AIG賞与についての一考察

ひとりごと日記です。

紳士服の販売員さんと話をした。

「景気が悪いですねぇ~」
「何とか、なりませんか?」

と言われた。


「しばらくガマンするしかありませんね~」

と答えた。


ついでに、

「日本株は上昇していますよ~」

と言ったら


「え~!」

(・o・)!


「どうしてですか?」
「わたしたち、大変なのに、ありえないです~」

と言っていた。


日本の世論をリードする日経さんは、相変わらず

日経平均が7000円まで下がれば

日経平均は、5000円になるといった
弱気論者のコメントを載せる。

(弱気論を競う。)

日経平均が上昇すれば

日経平均は、9000円から10000円になるといった
強気論者のコメントを載せる。

(強気論を競う。)

株が下がれば、弱気。
株が上がれば、強気。

単なる群集心理です。


専門家や日経さんの悪い癖です。

(^^ゞ


要するに、安いところで売って、
高いところで買いましょうと言っているのと同じ。

このような、専門家と名の付く人を相手にしていると
いつまでたっても投資は成功しません。


安いところで売って、

高いところで買い続けないといけません。


長期投資で、成功する訳ありません。


著名な専門家の話を聞いて儲かったと言っている
投資家を見ることは、めったにない。

著名な専門家は、著名だけです。
(申し訳ないけど、本物は少ない。)



さて、

本題

AIGは、CDSの売り手だった。


アメリカ政策当局が

救っても

救っても

救えない。

(>_<)


温厚なバーナンキ議長も不快感を表明していた。

もともとAIGは、モーリス・グリーンバーグの政治工作もあり
自由市場経済の敵と言われていた。

AIGは、高度な金融ノウハウにより
複雑なものを組成し、

結果、世界の多くの人々に迷惑をかけている。


このことは、事実です。


だから、ボーナスはダメですよ~

とする論調になるのでしょう。


建前論に終始する専門家や評論家がテレビなどに出演すると
ここでコマーシャルなどが入り、この話は、おわりです。

(^^♪


投資家は、ここから先を考えることが重要です。

AIGは、優秀な人たちが複雑な問題を起してしまった。

その複雑な問題を解決できるのは、
その当事者である、問題を起した
優秀な人たちしかいません。

問題が複雑だから、さらにその必要性がある。


悪いことをした人を退治できるのは、
悪いことをした経験のある人でしょう。


その複雑な金融商品のプロたちに、

「ボーナスを支払うな~」

と言うのは、


いわゆるマスコミを代表選手とする

一般大衆や

著名な専門家の間違った考え方です。


正しくは、AIGのプロにボーナスを支払うべきなのです。
(もちろん、高額はダメでしょう。)

仕方ありません。

責任をもって解決してもらいたい。

(・.・;)


そうしないと優秀な人材がやめます。

したたかさを持つGS(ゴールドマンサックス)などに
スカウトされるでしょう。


AIGに、ボーナス支払い反対と言っている評論家が
「私が、命がけで解決します。」と言うのならわかる。

AIGのトップの家の前でプラカードを持っている人たちが
複合金融派生商品の対応ができますか?

(もちろん、心情的には理解できます。)


反対することは、誰にでもできますが
解決することができるのは、

複合デリバティブを熟知した数少ない優秀な人だけです。

本当は、AIG高額賞与支払いに対する批判は、間違いです。
(高額反対は理解できる。)

解決する人がいなくなります。


AIGから優秀な人材がいなくなったら
ますます問題が複雑になる。


ちょっと考えれば、誰にでもわかることがわからないのが
専門家たちでしょう。


世界の「マスコミたち」
(リチャード・クー氏の論調の真似)も

ややこしい人たちが多い。


AIGのボーナスなど、ほっとけばよいのです。
(心情は、わかりますが、仕方ない。)

実力のある長期投資家は、
AIGボーナス反対の論調は大きなリスクと考えている。
(危険な兆候のひとつです。)


余談ですが、銀行の決算には、
いわゆる「だまし」(簿外への飛ばし)があるので
長期投資家は注意してほしい。

(専門家には、わかりません。
 もし、知っていても教えてくれません。)

アメリカの金融株が上昇しているのは、
おかしいと思わないほうがおかしい。
(売り方の買戻しが中心でしょう。)


日本の銀行も大変です。

銀行に余裕があれば
三井住友FG8000億増資へ(日経新聞より引用)

三菱UFJや野村証券も増資している。

このようなときに
一般的には、増資はしません。


新たなビジネスを展開をするのでしょうか?


日本株が上昇するのは、売り方の買戻しが中心で、
そこに提灯買いや

何も知らない投資家が高値つかみをしているのが現実です。

将来わかるでしょう。


日本の景気対策は、好感できるが
景気の下支え効果しかない。


相場の格言

相場とは、少数意見が多数意見を
すり抜けるようにして必ず勝つ。


具体的には、わたしが、最初にみんかぶを見たとき
任天堂の買いPickがたくさんありました。

そのとき任天堂を売りPicksしていたら、勝っています。

少数意見につきましょう。

(勇気がいるので、普通はできない。)


最近、みんかぶも暗い気がする。


あなたの日記も暗いと言われれば、反論できないので
コメントはご遠慮ください。

(わたしは、現実を書いている。)


専門家は、少しでよいので、
せめてイメージキャラクターだけでも

明るい感じの方を起用してほしいものです。


わたしも、本来プラス思考なので

明るいニュースを捜したい。


おしまいです。


あすは、時間なしで、日記なしです。
有名な人(世界の本物)に会う。
会うだけかな。
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3件のコメントがあります
  • イメージ
    サッキーさん
    2009/4/12 12:38
    はるるっぴさんの日記はとても勉強になります。
    会員ではなくて、見ている人結構いますけど。
    長期投資は、教えて下さるように
    目先の動きではなく、大きな変化を見るべきなのですね。
    コメントご遠慮ですね。申し訳ありません。
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    Samurai Japanさん
    2009/4/12 11:39
    すばらしいコメント、敬服します。
    NK7000円時代に私も6500円までは予想して様子見していました。現在の上昇相場は単に需給相場でまた日は沈むことも想定しています。対策も出尽くしの後どうなるか、、注目しています。
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    futuredreamさん
    2009/4/11 12:53
     こんにちは。 
     大変参考になります。心しておきます。