●注目のセクター

[曹操さん]

     

香港市場は高安まちまちの展開。最近急騰していた銘柄はいったん利益確定の売りに押された。その分の資金が出遅れ銘柄と小型株に移った感がある。明日も売られるかもしれないが、継続的に売り転換になるほど、外部環境は悪化していないこともあり、安い水準になった場合には、ファンドが買いに向かう確率は数ヶ月前と比べて高まっている。今後暫く香港市場では相対的に不動産セクターが有望。人民銀行総裁の周小川のおっさんは引き続き更なる利下げの可能性について含みをもたせており、金利敏感株の筆頭である不動産株は期待できる。09年1月～2月の不動産販売はすでに復調の兆しを見せており、2009年の通期決算は対前年比で大幅増益となる可能性が高い。小生はすでに深センB株の万科企業に集約しているので、これ以上新規で買う事はないとは思うけど。☆気になる決算☆香港中旅(308)の2008年12月本決算売上高：43億8844万3000HKドル(▲0.65%) 純利益：5億3130万9000HKドル(▲16.19%) EPS：0.0933HKドル(▲16.17%) 配当（予）：0.01HKドル 権利落ち日：5月19日 中国株四半期速報2009年春号/亜州IR株式会社