keibunさんのブログ

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新マーケットの魔術師(5)

カネ儲けマシーン
■マーク・リッチー
・成功するトレーダはポジション・サイズのコントロールに長けている。
・ポジションが勝ち続けているかぎり勝たせ続ける忍耐力を持つ。
■ジョー・リッチー
・将来のボラティリティを予想するにはインプライドボラティリティのほうが有効と思う。
■ブレアー・ハル
・価格設定を誤ったオプション取引の売買で年率100パーセントの利益を得た。

※オプション取引についていろいろ書いてあるが理解できない。勉強が必要なようだ。。。
オプションの価格設定には理論モデルがあって、各社違いがあり、市場の値段変動から、ある会社のオプションはある会社のオプションよりある状況では優れている、という機会が発生し、この機会をもって売り買いを行うことで利益があげられるようだ。

※巻末に注釈が載っており、参考になる。
ボラティリティは、時間的価値に影響する。
時間的価値はオプションの残存期間におけるその商品の推定ボラティリティによって変わってくる。行使期限までに本質的価値が増加する確率が上がるから。ボラティリティはプレミアムを決める際に必要な要素だが、プレミアム決定時には誰も正確には分からない。推定ボラティリティのことをインプライドボラティリティと予備、それはプレミアム価格より判断できる。

標準的なブラック・ショールズのオプションモデルの欠陥は、極端な価格変動が発生する確率が低く設定されていること、初期のマーケットではこれで稼ぐことができた。

・オプションは売り方に有利か?→そうでもない
・ヒストリカルボラティリティを目安に価値を考えたことがあるか→ない
・ヒストリカルボラティリティで算出した自分の価格をインプライドボラティリティで修正し、割安なオプションを買い、割高なオプションを売ることで利益を上げた。

・アウトオブザマネーのオプションを買っておいて売るという戦略はマーケットに破滅的なことが起きない限りは稼げる。ただし破滅的なことはたまに起きる。

・オプション取引の意思決定は条件付き確率に基づいており、誰かが自分の意思決定と違う値段で買いを入れたら自分の考えを確認する必要がある。
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