NGTNさんのブログ
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今日の相場 -2/13-
▽ ダウ:7,932.76(-6.77) ナスダック総合指数:1,541.71(+11.21) S&P500:835.19(+1.45)
ダウの下げ幅は一時200ドルを超えましたが、米政府が住宅ローン返済支援を検討していると伝わったことから、残り一時間で急速に戻して、前日終値とほぼ同じで引けました。原油価格は続落。1バレル34ドル程度まで下がっています。原油ETFに投げが出てるんですかね。だいぶ投資資金が流入していましたから。
・1月の米小売売上高は予想外に増加、7カ月間ぶりのプラス
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36451120090212
前年同月比だと大幅マイナス。前月比でプラスなのはあや戻し、という見方が多数です。
・米新規失業保険申請件数は62.3万件に減少、受給総数が過去最高
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36448120090212
雇用環境の悪化は止まりません。これじゃ消費回復も難しい。
・米上院、13日中に景気対策法案を採決へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36457420090213
・米政府、住宅ローンの返済支援プログラムを検討=関係筋
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36455820090213
身の丈を超えたローンを組んだ人の”強欲”も責められて然るべきですよね・・・(金融業界は加害者、大衆は被害者、というムードにうんざり)
・コカ・コーラの10-12月期は18%減益、ドル高が新たな問題に
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCQI7757.html
▽ 日経平均:7,779.40(+74.04) TOPIX:764.59(+4.30)
米株が下げ渋ったことに加えて為替が円安に振れたことから日経平均は反発。円安から輸出株が買われました。小売や医薬品などディフェンシブもしっかりでした。
今日は、日経平均オプション2月限SQ。SQ値は7811.93円でした。SQ関連の売買は概算で、出来高が9000万株、売買代金が806億円。少ないですね。
先週の投資主体別売買動向(現物)は、外国人が1800億円の売り越し、信託銀行が2400億円の買い越し、個人はトントン。引き続き、外国人売り、信託銀(国内年金)買い。
・トヨタが米国でワークシェア導入、労働時間と賃金1割ずつ削減
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36461520090213
・パナソニック、「自社製品10万円以上購入」を通達 課長級以上に
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090213/biz0902131142011-n1.htm
4年前に自社製品購入を実施した三洋のその後の状況を見ると・・・効果があるのかなぁ。
日本株の弱さは、ファンドの解約売りなどで需給が悪いのもあるでしょうし、業績下方修正の嵐が効いているのもあると思います。なぜ日本経済がこんなに一気に落ち込むのかについて、年初に書いたものを載せておきます。
2008年を振り返る ★ 壊れたサイクル
金融業界の繁栄、デリバティブの膨張、住宅バブル、アメリカの個人消費、借金しての消費、アメリカの貿易赤字、アメリカの大量消費に向けて輸出を行う日本や中国や新興国各国の製造業の好景気と貿易黒字、モノを作るのに必要な資源の採掘と資源ブーム、資源国の貿易黒字、貿易黒字はアメリカに還流し長期金利の上昇を抑制し住宅・金融バブルを続けやすくした。これらは全てつながっている。金融関係者以外でも、多くの人が直接的間接的にそれなりの恩恵を受けてきた。実体経済の好景気はゴルディロックス経済と呼ばれた。
今はこのサイクルが壊れた。各国は大幅な金融緩和と景気刺激策で乗り切ろうとしている。目先は景気刺激策で一時的に景気は浮揚するのだろう。だが、その後は何を頼りに成長していけば良いのか?戦後の世界経済は、困った時はアメリカの個人消費に引っ張ってもらって回復してきた面が大きい。だが、この好景気の間に借金まみれになった米国の家計は債務を減らすことを強いられている。この家計のバランスシートの調整には時間がかかると思う。それゆえ米国の個人消費がすぐに回復する可能性は低いだろう。
このサイクルが壊れたということは頭に叩き込んでおいた方が良いと思います。特に、国際優良株と呼ばれた輸出製造業に執着する人は。
ダウの下げ幅は一時200ドルを超えましたが、米政府が住宅ローン返済支援を検討していると伝わったことから、残り一時間で急速に戻して、前日終値とほぼ同じで引けました。原油価格は続落。1バレル34ドル程度まで下がっています。原油ETFに投げが出てるんですかね。だいぶ投資資金が流入していましたから。
・1月の米小売売上高は予想外に増加、7カ月間ぶりのプラス
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36451120090212
前年同月比だと大幅マイナス。前月比でプラスなのはあや戻し、という見方が多数です。
・米新規失業保険申請件数は62.3万件に減少、受給総数が過去最高
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36448120090212
雇用環境の悪化は止まりません。これじゃ消費回復も難しい。
・米上院、13日中に景気対策法案を採決へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36457420090213
・米政府、住宅ローンの返済支援プログラムを検討=関係筋
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36455820090213
身の丈を超えたローンを組んだ人の”強欲”も責められて然るべきですよね・・・(金融業界は加害者、大衆は被害者、というムードにうんざり)
・コカ・コーラの10-12月期は18%減益、ドル高が新たな問題に
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCQI7757.html
▽ 日経平均:7,779.40(+74.04) TOPIX:764.59(+4.30)
米株が下げ渋ったことに加えて為替が円安に振れたことから日経平均は反発。円安から輸出株が買われました。小売や医薬品などディフェンシブもしっかりでした。
今日は、日経平均オプション2月限SQ。SQ値は7811.93円でした。SQ関連の売買は概算で、出来高が9000万株、売買代金が806億円。少ないですね。
先週の投資主体別売買動向(現物)は、外国人が1800億円の売り越し、信託銀行が2400億円の買い越し、個人はトントン。引き続き、外国人売り、信託銀(国内年金)買い。
・トヨタが米国でワークシェア導入、労働時間と賃金1割ずつ削減
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36461520090213
・パナソニック、「自社製品10万円以上購入」を通達 課長級以上に
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090213/biz0902131142011-n1.htm
4年前に自社製品購入を実施した三洋のその後の状況を見ると・・・効果があるのかなぁ。
日本株の弱さは、ファンドの解約売りなどで需給が悪いのもあるでしょうし、業績下方修正の嵐が効いているのもあると思います。なぜ日本経済がこんなに一気に落ち込むのかについて、年初に書いたものを載せておきます。
2008年を振り返る ★ 壊れたサイクル
金融業界の繁栄、デリバティブの膨張、住宅バブル、アメリカの個人消費、借金しての消費、アメリカの貿易赤字、アメリカの大量消費に向けて輸出を行う日本や中国や新興国各国の製造業の好景気と貿易黒字、モノを作るのに必要な資源の採掘と資源ブーム、資源国の貿易黒字、貿易黒字はアメリカに還流し長期金利の上昇を抑制し住宅・金融バブルを続けやすくした。これらは全てつながっている。金融関係者以外でも、多くの人が直接的間接的にそれなりの恩恵を受けてきた。実体経済の好景気はゴルディロックス経済と呼ばれた。
今はこのサイクルが壊れた。各国は大幅な金融緩和と景気刺激策で乗り切ろうとしている。目先は景気刺激策で一時的に景気は浮揚するのだろう。だが、その後は何を頼りに成長していけば良いのか?戦後の世界経済は、困った時はアメリカの個人消費に引っ張ってもらって回復してきた面が大きい。だが、この好景気の間に借金まみれになった米国の家計は債務を減らすことを強いられている。この家計のバランスシートの調整には時間がかかると思う。それゆえ米国の個人消費がすぐに回復する可能性は低いだろう。
このサイクルが壊れたということは頭に叩き込んでおいた方が良いと思います。特に、国際優良株と呼ばれた輸出製造業に執着する人は。
「doblog 障害」で検索したら、いくつか記事が出てました。いや~、サービスの存続自体も危うそうです。今週末までに復旧しないようなら移転も視野にいれないと・・・。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090217_doblog/
仕事柄いろんな文章を読み書きしますが、
こればっかりは才能とキャラだと思います。
しかし、doblogはハードディスクのダブルフェイルみたいで
たいへんなことになっていますね…。
NTTデータの技術力を示すためのフリーサイトで
なんと可哀想な><
ものすごい手間暇かけたら、
復旧も不可能ではないと思いますけど、
フリーのサイトのために中の人が
不眠不休の作業をしてるのかと思うと、
ちょっと可哀想ですね。
しかし、株価は上がってる。この辺が不思議w
編集の仕事をされているのですか!ひとに伝えることを目的とした場合、削る作業が大変ですよね。私は文章が長くなりがちなので、もっと短くわかりやすく書いた方が良いかなと最近思うようになりました。(私にとっての日記は自分用のメモの意味もあるので、どうしても長くなりがちです・・・)
花育成計画さん、
わかりやすいですか!ありがとうございます。私は、「自分が当たり前だと思っていること」は端折って、「自分が面白いと思ったこと」を中心に書く傾向があるので、このへんを調整した方が良いかなと思っています。上手く伝わっていないなと思うときがあるので。。。
コメントだとカスタマイズして答えることができるのですが、日記はどこまで説明しながら書けばいいのかが難しいですね。まあ、今はインプットに力を入れたいので、アウトプットは基本的に好き放題書いていきますけどねっ
NGTNさんの文章、分かりやすいと思いますよ。
丁寧で過不足がない。
行間を読ませるような事もしないけど、しつこくない。
ネタによっちゃあ過激になるけど、それもまた面白いし。
非常にありがたや。
…それにしても、Doblogは復旧に手こずってますね。
これだけわかりやすく、しかも魅力的に、
求める以上の情報を教えることができるってのは
ものすごい能力だと思います。
知識があるだけでは絶対にできない。
私は編集の仕事をしているので
複雑な情報をわかりやすく伝えるのが
どれほど難しいことかってのを
日々痛感している次第です。。。
おそらく、こうやって毎日文章を書くことで訓練されているのだと思います。
…それにしても、よくそれだけ思考を整理できますね。
概念的にわかっていることでも、
これだけわかりやすく文章化できる人はほとんどいない。
ホントすごいです。
投資力の付け方としては、やはり自分の得意分野を作ってそれを伸ばしていくのが良いと思います。得意分野なら勝てるという状況になったら、そのやり方を他の分野に広げていきます。全体相場についてもある程度やった方が良いと思いますが、企業なり業種なりを調べていけば、必然的に全体のことも知るようになると思うので、まずは自分の興味のあることから始めるのが良いでしょうね。興味のないことをやっても長続きしませんし。
「ちゃんと儲けている人を参考にする」
なんとシンプルなw
でも、よく考えてみれば至極当たり前の話ですね。
経済分析や理論には「正しいやり方」ってのがあるのでしょうが、
投資というものはどんなやり方でも「儲かればそれが正解」ということになりますものね。
それにしても、変化に強い人になるってのは、難しいですねえ。。。
己を高めるしかないのでしょうが、
どこに力点を置けばいいのかさっぱりです…。
「昔儲けた話」をしてくれる人はよくいますけど、
それじゃダメだから今いっぱい損してるんですものね…。
以前にNGTNさんが書いておれられる投資スタンスの日記で、
自分が強いものを作るってのがありましたが、
やっぱりそれがいちばんいいような気がします。
少なくとも自分が好きな分野とか、
好きな企業に注目する方が勉強していて楽しいですし。
以下は私の独断です。
他人の投資手法や投資判断を参考にする場合は、
▽儲けていない人
⇒参考にする必要はないです。
▽儲けている人
①その人の手法と相場環境がたまたまマッチしていて一時的に儲けることができている”まぐれ投資家”
②環境が変わっても儲け続けることが出来る”真に優れた投資家”
⇒①と②を見分けるのが難しいのですが、②の人を参考にするのがベストです。慣れてくると、その人が言っていることを聞けば本物かどうかはだいたいわかるようになると思います。慣れないうちは、実績で判断するのも良いでしょう。10年以上続けて儲け続けている、10億円以上儲けた、といったレベルの人は、真に優れた投資家(または投機家)である可能性が高いですね。1,2年の間儲けることが出来た、1億円程度儲けることが出来た、だけなら”まぐれ投資家”の可能性もあるので、注意が必要です。もちろん、まだ大して儲けていない人でも、これから”真にすぐれた投資家”になる人もいます。そういう人は、発言や行動で判断するしかないですね。
あと、アナリストやエコノミストなど自分の金で相場を張っていない人の投資判断や投資手法については無視していいと思います。ただ、企業やマクロ経済の分析については、参考にできるものもあるので、そこだけ参考にするのが良いでしょう。つまり、分析は参考にするけど、判断は参考にしない、ということですね。
でも、たしかになんかオカルトチックな
話をする人が多いんですよ。
つい先日、昼食を一緒に取った人から
「この波が来たら次はこうなる」って感じの
パチンコ競馬宝くじのデタラメ必勝法みたいな理論を
延々と聞かされてもうグッタリ…。
数字を追いかけるからには
リアリスティックな人が多いのかと思えば
たいていどっかでオカルト理論を持ち出してくるし、
数字なんて関係ないよってさわかみさんみたいな人は、
宗教じみた理念を説いてくるし、
なんか最近食傷気味で
諸先輩方の話を読んだり聞いたりするのが苦痛です…。
株を始めたころは、基本的な指標は一通り本で読んで確認したのですが、面倒臭いので実戦で使っていません。テクニカルでもファンダでも、儲けられればどっちでもいいと思います(逆に言えば儲けられなければ意味がない)。まあ、個人的にはエリオットとかはオカルトの領域だと思いますが。。。2004年~2006年あたりに株を始めた人は、テクニカルが好きな人が多いかもしれませんね。今よりも穏やかな相場で勝ちやすかったでしょうから。
ちなみに私は、テクニカルが有効なのは、6か月以内のチャートだけだと思っています。長期間になるとファンダが変わるので、チャートだけ見てもあまり意味ないかなと。
ブログは今夜復旧のはずなのですが、データの不整合が出てるとか書かれているので、まさかの延期・・・?
ノ
知り合いには「テクニカル最強」な人が多いのですが、
こういう局面ではどうなんでしょうね。。。
いや、教養としてはものすごく大切だと思いますが、
初心者としては今の時期どうしても
あんまり惹かれない。。。
みんなソレでメチャクチャ損してるし。。。
そう考えると市場に参加する時期って
将来的なスタンスにも大きな影響を及ぼす気がします。
というか、システム障害長いッスね。