地球猛獣群さんのブログ
ブログ
現在は、同程度の株価だった昭和50年代後半と比べてどうか?
2008年10月28日午前10時17分
6 9 9 4円 9 0銭!!!!!><
↓比較
(昭和55年~)
※最高1980年11月06日 7188円28銭
最低1980年03月28日 6475円93銭
※最高1981年08月17日 8019円14銭
※最低1981年03月13日 6956円52銭
※最高1982年12月07日 8026円99銭
※最低1982年10月01日 6849円78銭
※最高1983年12月28日 9893円82銭
※最低1983年01月25日 7803円18銭
こんバウバウ。不況ばうが、同じ程度の株価だった
昭和50年代後半のほうが良かったのか、気になったので、てきとうに調べて検証していくバウよ。
全部昭和50年代を見ていくのは、骨がおれるバウから、今現在の株価と似ている昭和56年度について比較するばう
まず、一番不況が目立つ【自動車業界】さんばう。
2008年度の国内自動車生産台数は、1156万3629台。
対して、昭和56年度当時の国内主要自動車メーカー11社
の合計生産計画台数はというと、1132万台だったバウ。
詳細は以下の通りバウ。
トヨタ自動車工業 330万台
日産自動車工業 268万台
東洋工 113万台
三菱自動車工業 110万台
本田技研工業 103万台
スズキ 52万台
いすゞ自動車 50万台
ダイハツ 47万台
富士重 45万5000台
日野自動車 7万0000台
日産ヂーゼル 5万1000台
ほいで、当時(昭和56年)の四季報には、自動車業界の現況として以下のように書かれていたバウなぁ。
↓(引用)
自動車
自主規制実施、欧州通貨安→値上げに伴う競争力低下などで輸出が頭打ち。国内も軽四輪は依然2桁増ベースだが除軽ベースでは水面下の状況が続いている。軽の下支えで56年の総生産は前年並みを維持しても国内不振、高採算の対米輸出数量減でディーラーを筆頭に企業を取り巻く収益環境は厳しい
(引用終わり)ばう。
・・・現状より、多少、良さそう?バウが、当時の株価と同じく、自動車の生産台数も同じくらいに落ち込んでいるばうねぇ。ばう、ばう~~~。
ついでバウから、他の業種も当時どうだったのか?例によって当時の四季報から少し引用していくばう。
↓(引用)
食品
昨年来のさみだれ値上げが部分的に寄与。だが消費支出の伸びは全体として小幅であり価格主導権はスーパー等大型店の手中。円安に伴う輸入原料高の懸念もあり収益回復テンポは緩やか。健康指向の新製品増の動き強まる。
紙・パルプ
主力3品種で不況カルテルを実施中。大半のメーカーが一時帰休に踏み切った。だが需要も冷え込んで在庫は減らず、企業業績は減額修正続出。不況カルテルを9月以降延長へ。2年間設備休戦。生残りに懸命。
化学
石油化学品は、予想以上に需要が低迷している・ポリオレフィン、フィルム、塩ビに続き中低圧ポリエチも不況カルテル入り。塩ビは在庫調整のメドつかずカルテルは延長されそうだ。原料格差から輸出が依然不振なうえ、輸入も高水準。石化業界は”構造危機”に直面、各社軒並み収益悪化している
石油
予想以上の円安進行と需要低迷で石油企業は非アラムコ系を中心に危機的状況。7月からの15%減産で在庫調整を急ぎ、
8月の再値上げに賭ける。が、上期は大赤字必至で、丸善など一部企業は債務超過転落へ。構造問題、再編問題の日程に上ってきた。
住宅・不動産
冷え込んだ住宅需要になお回復の兆しなく、1~6月計の新設住宅着工戸数は前年比1割減。特に戸建分譲の不振目だち
中小業者は深刻。マンション供給(首都圏)は上半期2000戸増と各社強気方針だが、売れ行き低調。完成在庫は42年並み高水準に。合板業界が7~9月不況カルテル。住宅関連業界の苦戦続く。
百貨店・スーパー
7月に盛返した大型店の売れ行きも8月に入ってから一服している。猛暑効果も今一歩だった。消費者物価鎮静化で実質収入は、前年比1~2%上向き、56年後半はやや明るい。ただ、名目的な伸びは昨年を下回る。食品は堅調だが、衣料、家具等は伸悩む。出店は依然旺盛。それだけ競合地域も広がりそう。
(引用終わり)ばう。
長くなるから割愛した業種もあるばうが、当時は円安で精密機械や家庭電器、機械・プラントなどの輸出関連の一部の業種は好況だったばうよ。それにしても、スーパーさん等の【食品は堅調だが、衣料、家具等は伸悩む。】というのは、
今も昔も変わらないバウねぇ。ばう、ばう~~~
今は、円高不況ばうが、当時は円安で不況な業種がひしめいていたという相違点はあるばうが・・・
どれくらい?の円安だったかというと、次の通りばうよ。
各年のドル平均
1981(昭和56)年 220円83銭
1982年 249円21銭
1983年 237円61銭
1984年 237円55銭
・・・ついでバウから、その他の経済指標なども見てみるバウ。
(昭和56年)
公定歩合 6、25%
預金金利
定期1年 6、25%
普通 2、25%
(初任給)
上場企業でも高かった会社
例、三井不動産 14万8500円
上場企業でもあまり高くなかった会社
例、日医工 10万2400円
上場企業の平均的な初任給 12万円内外~13万円内外
せうわ56年当時の ●株式売買委託手数料● ばう
20万円に満たない場合は、2500円とする
100万円以下の場合 約定代金の1、25%
100万円を超え
300万円以下の場合 約定代金の1、05%+2500円
300万円を超え
500万円以下の場合 約定代金の0、95%+5000円 :
:
1億円を超える場合 約定代金の0、55%+12、5万
・・・・給与はもちろん?現在のほうが高いバウなぁ。金利は全然雲泥の差があり過ぎるバウ。
ちなみに、現在の証券にかかる税金は、2001年以前の
26%(所得税20%、住民税6%)に比べたら、特例で、10%となっているばうね。
要するに、当時よりは、株の税金や手数料が安くて、給与が高くて、株価が同程度な状況ばう。
アホになって考えれば、当然、株を買うのが当時より断然有利ばうが、肝心なのは、【株価がこの先上がってゆくならば】ね。という大前提が抜けているバウ。
どう考えても、この経済環境では、株価停滞が濃厚ばう。
やはり、値上がらない事を念頭に置くと、政府が、緊急措置を行い、配当課税をもっと下げて、長期の配当の魅力で釣るなどしなければ、なかなかみんなは株式を買ってくれないと思うバウね。
ばう、ばう~~~~
-
タグ:
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。