はんちくさんのブログ
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金融危機におののく忘年会
どんな関係の忘年会に行っても、必ず金融危機の話になる。当然といえば当然。
昨日も、金融危機の話を聞かれ、暴落のプロセスとマネーの逆流の話を、改めて順を追って説明してるうちに、「投資銀行、ヘッジファンドの存在そのものが悪」であるという結論に達した。
あんなものはすべて無くなったほうがいい。
「資金流動性」
を、投資銀行の存在意義とする風潮があるが、その「流動性」という言葉自体がまやかし。いずれ破綻するバブル生成が主目的の「流動性」に過ぎない。
はじけて、その後に猛毒を残すのであれば、急成長など不必要。
「ただ上がるから買う、吊り上げる」という投資銀行の姿勢、バブル発生の根源が、世界のバランスを崩す。最近の原油など特にそうだ。
需要を飛び越えて、吊り上げゲームを繰り返しながら、今では最も価格バランスのいい位置すら突き破って落ちている。
需要のみでチャートが作られていれば、こんな状態にはならなかった。
不動産だってそうだ。
人口減少社会で、土地やマンションの価格が上がるなど、本来ありえない。需要が減っていくというのに。
成長のためではなく、誰かにハズレを引かせることだけを考える。
アメリカは、他の国が欲しがる様な技術がなく、外に売れるのは戦争だけ。「金融」などという、形のないまやかしのわけのわからんものを主産業とし、「他人の損を利益として」現在まで来た。
とっくに終わっていたはずのバブルを、終わらせることが怖くて、上塗り上塗りで膨らませ続け、被害を10倍20倍にした。弾けて見れば大爆発。
この「他人の損」が、相場参加者だけであれば自業自得だが、「無関係な人たちの損」が大きく含まれる。本来、存在しなくていいはずの損失に、多くの人の実際の汗と労力が吸い込まれる。
あんな国と世界が一蓮托生でいることは恐ろしい。
個人投資家として、マネーゲームの隅っこにいる。
外国資本を嫌っているが、自分も一番嫌ってるクズどもと結局は同じ。
なんか恥ずかしくなってきた。
>個人投資家として、マネーゲームの隅っこにいる。
外国資本を嫌っているが、自分も一番嫌ってるクズどもと結局は同じ。なんか恥ずかしくなってきた。
そうでしょうか?吊り上げは問題ですが、吊り上げ崩壊後に逆張りしている投資家は社会貢献してると思いますよ。
つぶれるべきでない会社がマネーゲームによってつぶれそうな時に下支えしている事もあるわけで、その後、その会社が復活して個人投資家が儲かるのならベストだと思います。
脱線しますが、あしたのジョーの舞台となったドヤ街には
ナミダ橋という橋は実在しないのですね。
以前、泪橋という地名を見て橋を逆から渡ってみたいと思ったのに残念です。
こんばんは
企業活動を助する投資と、値動きを主目的とする投資があります。後者の色のほうが強い。
世界市場全体が仕手株化され、景気のサイクルによる波ではなく、「天井を打って暴落」のパターンが多くなる。
つり上げの利益よりも、終わった後の弊害のほうが強い。
歴史の上においての、「金融」そのものの終焉を迎えているような感じがします。
ドヤに行ったことはないですが、都市計画等で、だいぶ様変わりしたようです。
あの世界観は、現代では無理ですね。
まさに古き良きだと思います。
ドヤはまだ汚い感じが残ってます。
変わりつつあるようですが。
リーマンが消え、ついでにGS,MS辺りも逝ったって構わないんですがね。
大変なことになるでしょうがw
ジョーのファンであれば、是非2は見てください。
> 個人投資家として、マネーゲームの隅っこにいる。
> 外国資本を嫌っているが、自分も一番嫌ってるクズどもと結局は同じ。
> なんか恥ずかしくなってきた。
同じような事を考えた事があります。
バブルの時に買いで参戦する、という行為は、
紛れも無く「仕手を増長させる」行為で仕手と同等だと思います。
でも、元々相場は賭場のような場所です。
今でも、インサイダー取引などの規制は極めて不十分だと思います。
日経新聞社の社員が社内で株取引とか、
NHKの職員が業務時間内の株取引についての調査拒否だとか。
そして、ヘッジファンドの資産の公開や、
国際的な金の流れを今でも規制していない。
そんな場所から資金を調達する企業はいささか短絡的だし、
国民の資産で株を買ったりするのは勇み足だと思います。
まずはキチンと相場をキレイにしてから。
現状では、株価がリアルに生活に直結せずに、
一般の方が株価など気にしないような状況の時に、
ポジション持てばいいのではないでしょうか。
「キレイな相場」では、値動きはつまらなくなるかも知れませんが。
こんばんは
「株式市場は、なんと面白い賭場だろう」と思ってきましたが、昨今の現状を見ていると、生け贄をから血をすするだけの世界なのだなと感じました。経済活動の一助どころか、その場の10の利益のために、後の100の損を省みない。
こんなことを書きつつ、賭場には参加しますがねw
矛盾というか、道徳心がないというか。
ジェットコースターに、好き好んで乗る人も居るように、賭場のスリルというのは麻薬なのかもしれません。
そういう世界が存在してもいいと思いますが、実生活にダメージを与えるようなものであってはならない。
スタートは、飢饉等での価格変動リスクのための保険であった商品先物ですが、今やタダの賭場です
まず「商品先物」市場を、廃止すべきですね。
気楽に株を買ったりしてる私はそんなことは考えたこともなかったです…
でも石油とか値上げしてた連中はクズだとしてもはんちくさんとは別物でしょ。
こんにちは
普段、売買するときこういうことは思いませんが、株を全く知らない人と、話をしていると、金融市場というものの悪の面の強さが、自分で話していて沸いてきます。
「そんな仕組み、初めから無いほうがいいじゃん」
というものがかなりある。
原油が、どれほど先高の状態でも、「先物を買いたい」などと、ツユほども思いませんでした。あれほど世間に迷惑をかけたバブルはない。
「値幅で勝負」
してる以上、同じ穴のムジナなのは仕方ありません。
らいあんです。
正直、僕も株式投資をしていてたまに自己嫌悪に陥る時があります。でも株式投資をやりだしてからリスクや外国に関する感覚が鋭くなった事も事実です。
今、日本では派遣社員とかが解雇された時に一文無しみたいな話をよく聞きますが、そういう人達はやはりリスクとか生きていくために最低限必要な危険察知能力みたいなものが欠けていたのではないでしょうか。
株式に関わらず、投資を通じて自分自身でリスクを取りリターンを掴むという過程はそういう意味で意味があるのではないでしょうか。この感覚を磨かないと利用され騙され続ける人生になってしまいます。
今回の金融危機でもそうですが、自分たちの利益を得るために、最低限のルールも守らない人たちがいます。でもその人たちから身を守るためには、投資におけるリスクを体感し、そこから知識を増やしていく必要があるのではないでしょうか。
こんばんは
1月分の蓄えも備えて無いのは、確かに問題です。ただ、蓄えがあってもなくても、次の収入のツテが切れてしまえば同じこと。
切られた人たちは、かわいそうです。
どうにも出来ないことというのはあります。
相場で負けることと、突然解雇されることは違う。
バブル崩壊後の、正社員切りのキツさを覚えており、各企業も「簡単に切れる人材」は便利だったのでしょう。
いままでが、「外から輸入された好景気」だったため、実際の姿が、現在の風景なのかもしれません
「夷敵(クソ外人)どもにやられない」
これが、僕の相場における主のテーマです。
相場に関わってると、どんな詐欺にも掛かりませんねw