曹操さんのブログ

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●ロジャーズ氏ら衝撃予想「来年のダウ平均は4000ドル」

米ビジネス誌『フォーチュン』がこのほど行った、著名財界人8人に対する「2009年の経済動向」のインタビューでは、「ダウ・ジョーンズ工業平均株価は4000ドルまで落ち込む」、「米国国債市場にはすでに深刻なバブル崩壊が始まっている」、「失業率は2010年には9%に上昇する」、「不動産ビルの価格は15%下落する」などの衝撃予想が相次いだ。鳳凰財経が外電を引用し、12日付で伝えた。インタビューに応じたのは、ヌリエル・ルビニ氏(ニューヨーク大学経済学部教授)、ロバート・シラー氏(エール大学経済学部教授)、「債券王」ビル・グロス氏、「商品王」ジム・ロジャーズ氏、メレディス・ホイットニー氏(オッペンハイマー アナリスト)、シーラ・ベアー氏(米国連邦預金保険会社(FDIC)総裁)、ジョン・トレイン氏(Montrose Advisors総裁)、ウィルバー・ロス氏(W.L.Ross総裁)の8人。「米国のGDPは2009年もマイナス成長で、2010、2011年の成長率はわずか1-1.5%の見込みとなる。失業率のピークは2010年で9%に達する。米国の不動産ビルの価格も現時点で25%ダウン、しかし2010年にはさらに15%ダウンする見込み」(ルビニ教授) 「商品市場は唯一健全な資産。次いで、中国や台湾の株式。特に台湾企業は、中国本土の長期的な成長の恩恵を受けやすい」「米国債のバブルはすでに崩壊していて、30年期の長期国債の利子は0.04%と低く、買い入れる理由がない。大量の国債は市場から淘汰され、インフレーションが深刻化する」、「人々は通常、6%のリターン率で初めて買い入れをはじめる。しかし現在の米国株のリターン率はわずか3%で、元のレベルに戻るには、ダウ平均が4000ドルに落ち込まなければならない」(ロジャーズ氏)「経済全体は人々の想像以上にひどく、今後も消費市場の動向に注目し続けるべき。銀行のシステムには2009年以降、規模の縮小、銀行の倒産、新銀行の誕生などを伴う大規模な“メス”が入る」(ホイットニー氏)インタビューではこのほか、2009年の「先行き不透明感」を示す発言が続いた。(サーチナより)
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