瓜生 憲さんのブログ
ブログ
外国人投資家の心理を知るちょっとした工夫
またまた、市場が荒れそうな記事が新聞紙面を踊っています。
欧州中銀が利上げを見送り、米国は利下げ観測が強まる・・・。
またもや、円高に振れそうな記事、そして、今まさに海外市場では、再度円買いが進行・・・。
サブプライム問題で市場が荒れた8月。
東京証券取引所の発表によると、同月の外国人の売り越し額は1兆円を超えたとか・・・一方、国内の投資家は8月に買い越しており、海外売りの国内買いの構図が明確に・・・。
外国人売り越しの主因として、「顧客からの解約請求を受けた海外ヘッジファンドの換金売りが相次いだ」という野村證券のストラテジストのコメントが日経新聞に出ていました。
※ちなみにこの人も仲の良い友人です。いつか、みんかぶでもコメントしてくれないかなぁ・・・。
そんな記事を見ながら思い出すのは、証券会社の頃にやっていたある作業。
Bloombergがあると簡単な一方で、手作業だとちょっと面倒かもしれませんが・・・。
日本株の外貨建て株価の推移の確認。
つまり、気になる銘柄の日々の株価を当日の為替レートで米ドルに転換してみることです。
日頃は、当たり前のように円ベースで見ている日本株。
でも、例えば米国の投資家は、当然のように米ドルで利幅を見ています。
絶対株価を外貨に転換してみると、思ったより、外国人投資家にとっての株価が、上がってたり、下がってたり、していることは珍しくありません。
特に『みんなの株式』でも注目度の高い任天堂等、外国人持ち株比率の高く、出来高の多い銘柄は、そういった影響を受けやすいです。
なので、ちょっと面倒かも知れませんが、チェックしてみると、これまで説明がつかなかった株価の変動がしっくりくるかもしれません。
いつか、『みんなの株式』でも通貨を選んで、一括変換!みたいな機能が実装できると良いのですが・・・。
-
タグ:
気がつくと、めでたいお名前になっていますね!良いことです。NYSEに上場している会社は確かにそういう開示をされているところもありますね。ただ、主たる取引市場の値を見る必要があると思います。例えば、任天堂は東証にも上場していますが、メインは大証です。やっぱり、一括変換機能は素敵ですよね!!って開発陣に聞こえてるかなぁ~?
トランポリンさん
ふむふむ、〆(..)メモメモ
次回はぜひぜひ試してみたいです。占い師は次、いつ金沢を奨めてくれるのだろう・・・。できれば、お魚が美味しい冬が良いのですが・・・。
こんばんはー。了解しました。次回までにいろいろおすすめの情報を収集しておきますので!^^ちなみにおすすめ割烹ですが、片町でしたら、値段が高めですが「山下」というお店は、いろいろな珍味やお刺身がいただけます。あとは、「かぶ菜」「源佐ェ門」などは、1品もののメニューが充実しています。落ち着いてお鍋を食べたい時は、「小太郎」がおすすめです。おまけ情報でおでんなどが食べたい時は「三幸」が有名です。ほかにもいいところがいっぱいありますが、次回いらっしゃるときにお教えします(笑)
興味深い記事だったのでコメントさせていただきました。
日立製作所はHPにはニューヨーク証券取引所
$63.16 前日比 -0.18 なんて事もでているので外国人投資家の心理を探る方法になるのではと記録をつけていた時期も
ありましたが、あまりの売られ過ぎに日立を買わなくなってやめてしまいました・・・。戻りも弱いもので・・・。
http://www.hitachi.co.jp/IR/index.html
>いつか、『みんなの株式』でも通貨を選んで、一括変換!みたいな機能が実装できると良いのですが・・・。
はい、そうなるといいですね。
金沢の方だったんですね。事前に色々と聞けば良かったですぅ~。次回は宜しくお願いします。ちなみに地元の割烹でおススメはどちらでしょう?
僕も少しはお役に立てているようで、うれしい限りです。ぜひぜひプチアナリストになってください!でもアナリストはしっかり声を上げて語ることも質を上げる上で重要ですよ。僕も、多くの方(お客さん)に叱咤激励されながら成長しました。
hiro★shiさん
そうですね。例えば、6000円の株が5000円まで下落したとしましょう。その間に1ドルが116円から111円まで円高に振れたとします。すると、日本円では16.7%の下落ですが、ドルでは12.9%の下落と、約4%も下落幅が変わってきます。
iguigu55さん
そうですよね。株の判断は、見る材料を増やせば、キリがないということも事実です。でも、こういった世界の金利政策が不透明で、為替のリスクが高まっている時には比較的重要度が高まっている作業であることも事実です。環境に合わせて材料の優先順位を変えていくというのも一つかもしれません。
ウランママさん
はい、外国人になりきることも大事です。で、もっと言うと企業の経営者になりきってみることも重要ですよ。株式投資では妄想力が問われます・・・笑
ドル建ての考え方を、このように、活用すれば、目線が変わりますね。
ただ単に、ADR銘柄を、ドル建てから、円ベースで、計算して、翌朝、どっちに動くか、見ていましたが、その反対も見るって事、したこと無かったです。
外人に成りきらなくっちゃね!
今回の場合、ドル建てだと、日本株の下落+円高はドルベースでは為替差益で緩和されるので、アメリカ人からみると、日本でみるほど下落幅が少ないということでしょうか?
金沢には、数々のおいしい名店がありますので夕食でのお店選びに迷うことはないかもしれませんが、昼食のお店選びにに迷うことはありませんか?
私的には、夕食は片町近辺で刺身や1品もののメニューの種類の多い地元の割烹などに行き、昼食は駅前の日航ホテルに行くといいと思います。
日航ホテルは金沢の景色を一望できますので、上階の眺めのよい中華料理のリーズナブルな価格のランチがおすすめです。
さて、本日の株価を違う通過に変換するというお話も非常にためになりましたが、9月4日株価を正当化する議論の裏には・・・のなかでの、
3段階での株価の正当化行動のお話は、ピークアウトで購入したことのある私は思わずふきだしてしまいました。たしかにその通りだなーと思いました。
株価は数字でみていると何もわからないのですが、3段階の正当化行動のストーリをつけてみるとおもしろいですね。
わたしも、プチアナリストになれるよう瓜生さん日記で勉強していきます^^