先行き不透明感は強いまま

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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10月17日 月曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、314円安の26775円で取引終了。

前週末の米国株大幅安を受けて売り先行。取引開始から間もなく400円を超える下げになりますが、その後は上下を繰り返しながら387円安で前引け。後場の値幅は限られ、反落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は2兆4239億円、出来高は10億5721万株。

値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は1390、変わらずは63銘柄でした。


〇業種別ランキング

3業種が上昇、30業種が下落

上昇率の高い順

海運、空運、陸運


下落率の高い順

卸売、鉱業、石油・石炭、電気機器、繊維


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は37、値下がり銘柄数は183、変わらずは5銘柄でした。

上昇率の高い順

(9107)川崎汽船 6.6%高

(3099)三越伊勢丹HD 4.4%高

(9104)商船三井 3.7%高

(6753)シャープ 3.1%高

(8233)高島屋 3.1%高


下落率の高い順

(2413)エムスリー 3.9%安

(4568)第一三共 3.2%安

(8031)三井物産 3.2%安

(8001)伊藤忠商事 3.2%安

(2801)キッコーマン 3.1%安


〇米国株による影響

ダウ平均 1.34%安

ナスダック 3.08%安

S&P500指数 2.37%安


これだけ大きく下げると、日本株に大きなマイナス材料。

とくに、ハイテク比率の高いナスダックの下げがきつく、日本の電気機器には売りが膨らみました。業種別では下落率4位。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.12%高

ドイツ(DAX) 0.67%高

フランス(CAC) 0.90%高


欧州市場は上昇していますが、米国株の大幅安を完全に織込めておらず、週明けの欧州株下落を想定した「損失補てんの先回り売り」。


〇為替相場による影響

1ドル148円半ばまで円安進行。前週末比で大きな円安になっており、こちらは自動車などの輸出関連株にプラス材料。


〇後場は様子見ムード

前場は上下しながら400円近い下落。そこから売り込まれてもおかしくない状況でしたが、後場は様子見ムードが強くなり下げ渋る展開。但し、買い戻される強さもないので「先行き不透明感」は強いまま。


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