投資歴20年のmasaさんのブログ

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27年ぶりとなる0.75%の利上げ

6月16日 水曜日

米国株について
ダウ平均は303ドル高の30668ドルで取引終了。
午前中は買い先行の後に上げ幅縮小。午後はFOMCの結果発表後に乱高下しながら急上昇。高値となる31011ドルまで買われますが、最後の30分で売り込まれて上げ幅縮小。

〇主要3指数
ダウ平均 1.00%高
ナスダック 2.50%高
S&P500指数 1.46%高

〇ダウ構成銘柄
21銘柄が上昇、9銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ボーイング 9.4%高
マイクロソフト 2.9%高
ゴールドマン・サックス 2.6%高
セールスフォース 2.4%高
ナイキ 2.4%高

下落率の高い順
ダウ 1.9%安
シェブロン 1.9%安
P&G 0.9%安
3M 0.6%安
トラベラーズ 0.4%安

〇経済指標
・5月の小売売上高は、前月比-0.3%になりました。
前回より改善しましたが、プラスを見込んでいた市場予想に届かず。

・6月のNY連銀製造業景気指数は、前月比-1.2になりました。
前回より大幅に改善しましたが、こちらもプラスを見込んでいた市場予想に届かず。

〇FOMC
27年ぶりに0.75%の利上げが決定。前日に書いていた通り、株価は急反発。上値予想としていた31000ドル(高値31011ドル)まで買われるところがありました。

乱高下しながら上昇した後、最後は売り込まれて上げ幅縮小。不安定な印象ですが、株価暴落の後はよくあること。株価が暴落すると需給関係と投資家心理が大きく乱れますから、過去の暴落時でも似たようなことがよく起こっています。

次回7月のFOMCでも0.50%か0.75%の利上げを示されましたが、0.75%が確実視されているわけではありません。

〇3銘柄の影響を除けば、ダウ平均は僅か131ドル高
暴騰したボーイングが76ドル、ゴールドマン・サックスが49ドル、マイクロソフトが47ドル、それぞれダウ平均を押し上げています。

〇10業種が上昇
上昇率上位から、一般消費財、通信、不動産、情報技術が2%を超える大幅高。下げたのはエネルギーで2%の下落。

〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は30300ドルで、上値は31100ドルになると考えています。
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