月影 隼人さんのブログ
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ウクライナの要求
ロシアとウクライナの和平交渉は「幾つかの点で歩み寄りが見られた」と報じられているが、ゼレンスキー大統領は「自分達を殺そうとしている国の言葉を簡単に信用しないし、ウクライナ人はそこまで甘くない」と述べた。
プーチン大統領は中立化、非軍事化、非ナチ化の3つをウクライナに要求して侵攻を開始、最初の和平交渉でクリミアのロシア主権とドネツク・ルガンスクの独立も認めるよう要求してきた。
これらの要求をストレートに表現すると「ウクライナはNATOに加盟しないと誓って軍隊も解体、クリミア、ドネツク、ルガンスクをロシアに譲渡しろ」という意味だ。
ウクライナはNATO加盟を断念して中立を宣言するので「この中立をロシアを含む複数の国(米国、英国、フランス、中国、ドイツ、イタリア、ポーランド、イスラエル、トルコなど)が保証しろ」と要求。
仮に中立化を宣言したウクライナを攻撃する国が現れると、これを保証した国はNATOの第5条(集団的自衛権)に近い義務を負っているため軍の派遣、武器の提供、ウクライナ上空の閉鎖などに応じなければならない。
さらにゼレンスキー大統領は「ウクライナの主権と領土(クリミア、ドネツク、ルガンスク)に関して一切の妥協を行わない。
ゼレンスキー大統領はロシア人について「具体的な結果でしか信用できないとこと我々は知っている」とも語っているので、プーチン大統領が和平交渉を通じてポジティブなシグナルを発信しても信用しない=どうせ軍の再編にかかる時間を稼ぐためか油断させるための方便に過ぎないと見ているのだろう。
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歴史がすべて解決するでしょう。
日本が和平にくわらないのには不自然。
金だけ出してがっかり。