情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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3月15日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、38円高の25346円で取引終了。
ロシアとウクライナの協議結果待ちで、様子見ムード。前場は前日値付近で揉み合い、後場は小高いところで揉み合いました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆7976億円、出来高は12億2208万株。
値上がり銘柄数は1761、値下がり銘柄数は373、変わらずは46銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
25業種が上昇、8業種が下落
上昇率の高い順
保険、空運、電気・ガス、食料品、輸送用機器
下落率の高い順
鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運、鉄鋼
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は57、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
(7270)SUBARU 4.51%高
(5202)日本板硝子 4.35%高
(7201)日産自動車 4.22%高
(4004)昭和電工 3.80%高
(8766)東京海上HD 3.72%高
下落率の高い順
(5541)太平洋金属 17.39%安
(5713)住友金属鉱山 9.98%安
(5707)東邦亜鉛 9.72%安
(1605)INPEX 6.82%安
(5714)DOWAホールディングス 6.46%安
〇資源株が売られました
これまでの軍事衝突で、原油価格をはじめとする商品価格が上昇。この恩恵を受けやすい資源株が買われる傾向にありました。本日は、停戦に伴う商品価格の下落を意識した売りが膨らみ、資源株が軒並み大幅安。太平洋金属が17%安、住友金属鉱山と東邦亜鉛が9%を超える下落。原油価格の下落でINPEXが6%安。業種別でも、鉱業が最も下落、次いで非鉄金属、石油・石炭でした。
〇自動車株が買われています
円安を好感した買いが入り、自動車株は全面高になりました。
〇ファーストリテイリングだけで92円押し下げ
最大の収益源となる中国では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、広東省深セン市など複数の都市でロックダウン(都市封鎖)。またロシアでの休業も大きな売り材料となり、直近の株価は下落基調。本日は4.54%安となり、1銘柄で日経平均を92円押し下げました。
〇ウクライナとロシアの協議結果待ちで様子見ムード
前場は前日値付近で揉み合い、後場は小高いところで揉み合いました。日中の値幅も222円しかありません。
協議が決裂してキエフ総攻撃なら、ウクライナは最も酷いことになります。一方で、キエフから15km時点でロシア軍が停滞しているという情報もあり、これは協議が前向きに進むことを示唆しているのかもしれません。悪く考えると、多方面からの総攻撃に備えて、他の軍隊が配置につくまで待っているだけとも言えますが。
今、最も重要視されているのは、いうまでもなく協議の結果。
決裂による株安を警戒した手仕舞いと、停戦による株高を期待した買いが交錯。全体としては方向感の出ない1日になりました。
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