情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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1月19日 水曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、790円安の27467円で取引終了。
欧米株の大幅安を受けて売り先行。前場は500円ほど下げた27700円付近を下値としながら揉み合いますが、後場は下げ幅拡大。取引終了10分前には、943円安まで下げました。
日本株について
本日の日経平均株価は、790円安の27467円で取引終了。
欧米株の大幅安を受けて売り先行。前場は500円ほど下げた27700円付近を下値としながら揉み合いますが、後場は下げ幅拡大。取引終了10分前には、943円安まで下げました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆5277億円、出来高は15億1374万株。
値上がり銘柄数は58、値下がり銘柄数は2111、変わらずは15銘柄でした。
東証1部の97%が下落する全面安。
〇東証1部の業種別ランキング
パルプ・紙だけが上昇、他32業種が下落
下落率の高い順
海運、電気機器、精密機器、輸送用機器、鉄鋼
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は12、値下がり銘柄数は211、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
(9766)コナミHD 1.72%高
(8233)高島屋 1.05%高
(5019)出光興産 0.94%高
(1963)日揮HD 0.57%高
(7752)リコー 0.47%高
下落率の高い順
(6758)ソニーG 12.79%安
(9017)川崎汽船 10.28%安
(9101)日本郵船 9.34%安
(6504)富士電機 8.51%安
(9104)商船三井 8.10%安
〇朝の予想は大きくハズレました。
下記する内容は、朝に考えていたことです。
〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 1.51%安
ナスダック 2.60%安
S&P500指数 1.84%安
3指数揃って大きな下落は、日本株に大きなマイナス材料。但し、救いなのは前日の後場で少しは織込んでいること。
----- 前日の株日記(ブログ)で書いていた内容です -----
金融政策決定会合の結果発表後、現状維持を好感する買いで一段高となりますが、米長期金利が2年ぶりの水準まで上昇したことを受け、米国株安(金利上昇を嫌気したハイテク売り、そのマイナス影響が全体に波及)を警戒した大口売りが連発。14時前には204円安となり、後場寄りの高値から561円も売り込まれています。
----- ここまで -----
前日の後場失速は残念でしたが、本日の米国株安を先回りした売りとみれば逆に良かったのではないかと。会合の結果発表後も米金利は上昇せず、株価も調子よく騰がり続けて大幅高。そこから米金利が上昇して米国株大幅安となれば、日経平均は本日の予想を大きく上回る下げになる。
また、米国株の項で書いています通り、ダウ平均とナスダックが共に反発機運高まる状況なので、これを先取りする買いも入ると予想。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.63%安
ドイツ(DAX) 1.01%安
フランス(CAC) 0.94%安
欧州市場は全面安。主要3市場も大きく下げている為、日本株にマイナス材料。
〇ドル円相場による影響
1ドル114円半ばで推移。前日の金融政策決定会合結果発表後に115円台に乗せますが、その後は上げ幅縮小。前日の朝と同水準なので、このままだと株式相場への影響は限定的だと考えていました。
〇欧米株下落から想定されるほど下げない
上記しています通り、米長期金利上昇と米国株安は前日の後場に少しは織込んでいるはず。また米国株の反発機運が高まる状況なので、これを先取りする買いも入りそう。よって、欧米株とくに米国株大幅安から想定されるほど下げないと考えていました。
〇大きく下げればETFの買い入れ
日銀によるETFの買い入れは株価の下支え要因になります。経験則では、前場のTOPIXが2%を超える下落で買い入れ。前回の買い入れは14日金曜日。日経平均は前場で28000円を割り込んでいたことから、本日も28000円が意識されそう。結果は買い入れ無しでハズレ。
〇28000円を割り込むところがあるかも
大きな節目で押し目買いする機関投資家は多いです。但し、3営業日前に一度28000円割れから上昇、その後に下落することから買いの力はやや弱まっているはず。また、元値まで戻ってくる「往って来い」なので、失望売りと見切り売りも出やすい。このようなことから、28000円における下値抵抗はやや弱いと考えていました。それでも、ここまでの下落は想定外。
〇下値予想も大きくハズレ
下値は27800円(457円安)を予想していましたが、結果は790円安の27467円でした。
〇ソニーGの大幅安も予想外
米ハイテク大幅安の影響で電気機器に売り圧力が強まる中、マイクロソフトのソフト会社(アクティビジョン)買収による競争激化を嫌気した売り。ソニーGは12.79%安となり、日経平均採用銘柄で最も下落。2008年10月以来の下落率となり、前日比で時価総額が2兆2951億円減少。ただ、この情報を事前に知ったうえで売買していたらインサイダー取引になるので、仕方ないところですが。
売買代金は3兆5277億円、出来高は15億1374万株。
値上がり銘柄数は58、値下がり銘柄数は2111、変わらずは15銘柄でした。
東証1部の97%が下落する全面安。
〇東証1部の業種別ランキング
パルプ・紙だけが上昇、他32業種が下落
下落率の高い順
海運、電気機器、精密機器、輸送用機器、鉄鋼
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は12、値下がり銘柄数は211、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
(9766)コナミHD 1.72%高
(8233)高島屋 1.05%高
(5019)出光興産 0.94%高
(1963)日揮HD 0.57%高
(7752)リコー 0.47%高
下落率の高い順
(6758)ソニーG 12.79%安
(9017)川崎汽船 10.28%安
(9101)日本郵船 9.34%安
(6504)富士電機 8.51%安
(9104)商船三井 8.10%安
〇朝の予想は大きくハズレました。
下記する内容は、朝に考えていたことです。
〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 1.51%安
ナスダック 2.60%安
S&P500指数 1.84%安
3指数揃って大きな下落は、日本株に大きなマイナス材料。但し、救いなのは前日の後場で少しは織込んでいること。
----- 前日の株日記(ブログ)で書いていた内容です -----
金融政策決定会合の結果発表後、現状維持を好感する買いで一段高となりますが、米長期金利が2年ぶりの水準まで上昇したことを受け、米国株安(金利上昇を嫌気したハイテク売り、そのマイナス影響が全体に波及)を警戒した大口売りが連発。14時前には204円安となり、後場寄りの高値から561円も売り込まれています。
----- ここまで -----
前日の後場失速は残念でしたが、本日の米国株安を先回りした売りとみれば逆に良かったのではないかと。会合の結果発表後も米金利は上昇せず、株価も調子よく騰がり続けて大幅高。そこから米金利が上昇して米国株大幅安となれば、日経平均は本日の予想を大きく上回る下げになる。
また、米国株の項で書いています通り、ダウ平均とナスダックが共に反発機運高まる状況なので、これを先取りする買いも入ると予想。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.63%安
ドイツ(DAX) 1.01%安
フランス(CAC) 0.94%安
欧州市場は全面安。主要3市場も大きく下げている為、日本株にマイナス材料。
〇ドル円相場による影響
1ドル114円半ばで推移。前日の金融政策決定会合結果発表後に115円台に乗せますが、その後は上げ幅縮小。前日の朝と同水準なので、このままだと株式相場への影響は限定的だと考えていました。
〇欧米株下落から想定されるほど下げない
上記しています通り、米長期金利上昇と米国株安は前日の後場に少しは織込んでいるはず。また米国株の反発機運が高まる状況なので、これを先取りする買いも入りそう。よって、欧米株とくに米国株大幅安から想定されるほど下げないと考えていました。
〇大きく下げればETFの買い入れ
日銀によるETFの買い入れは株価の下支え要因になります。経験則では、前場のTOPIXが2%を超える下落で買い入れ。前回の買い入れは14日金曜日。日経平均は前場で28000円を割り込んでいたことから、本日も28000円が意識されそう。結果は買い入れ無しでハズレ。
〇28000円を割り込むところがあるかも
大きな節目で押し目買いする機関投資家は多いです。但し、3営業日前に一度28000円割れから上昇、その後に下落することから買いの力はやや弱まっているはず。また、元値まで戻ってくる「往って来い」なので、失望売りと見切り売りも出やすい。このようなことから、28000円における下値抵抗はやや弱いと考えていました。それでも、ここまでの下落は想定外。
〇下値予想も大きくハズレ
下値は27800円(457円安)を予想していましたが、結果は790円安の27467円でした。
〇ソニーGの大幅安も予想外
米ハイテク大幅安の影響で電気機器に売り圧力が強まる中、マイクロソフトのソフト会社(アクティビジョン)買収による競争激化を嫌気した売り。ソニーGは12.79%安となり、日経平均採用銘柄で最も下落。2008年10月以来の下落率となり、前日比で時価総額が2兆2951億円減少。ただ、この情報を事前に知ったうえで売買していたらインサイダー取引になるので、仕方ないところですが。
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