保ち合いからは上放れか下放れか起きるのは、じりじり上昇していくときでも両方ありえるという、単純な図式を信じられる今日この頃。今日はその上放れを憶測できる動きとなった。

NK　画像１　

普通なら後場は下げるのだが、円高振れしても株価が上がった、というより株価が好調なため円が買われたかの様に見える。

どう考えてもダウの高値更新が直接要因。そのためドルが上値重く展開し、NKの高値更新へとつながったと見ることができよう。

為替　寄り付き前の動きでは、円高振れが一段落すると見られる動き。値動き小さく始まった。

　　　＄93円前半　ﾕｰﾛ121円後半。前日より円安傾向と見ることができる。

pics　昨日下げた銘柄ほとんど上げた。

その他

アメリカの雇用統計結果が予想を上回り、ダウは小幅上げ。高値更新後の行方に注目されたが、上値が重いものの、急落には至らない模様。

アメリカで原油価格が上げ止まっているらしい。

TPPで、アメリカが自動車の関税を維持することに、日本は同意する模様。農産物の関税継続を要求するための駆け引きらしい。

明日の憶測は、単純に見れば下げだが、ダウ・円レートで見れば、上げ。

元々下げすぎていた株価が元に戻る間に他も上げてきたのが現在の姿だとするなら、この相場はNKの動きが先導や後押ししているとも言えるので、明日のNKの予想はまちまちとならざるを得ない。(寄り付きは11900円台だろうが・・・)